ドライバーのハンドルあたりにクラクションがあります。
通常押すことで警告するクラクションが鳴るのですが、ある日突然に鳴らなくなるということが車にはあります。
今回は車検とクラクションについて説明をしたいと思います。
車検のクラクション検査
車検ではいくつかの検査項目に分かれていて、クラクションについては外観検査といって最初の検査で項目に含まれています。
- ホーンマークがあるかの確認
- その他のクラクション検査
となっていて、クラクションを鳴らして音が出るかどうかのチェックも行われます。
ちなみに以下のページで車検の検査項目は説明をしています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
「シフトパターンやホーンマークを手書きで車検に出せば通るのか?」
保安基準とクラクション
クラクションは保安基準第43条(警音器)において定められていて
- 音の大きさ(前方7メートルの位置で112デシベル以下93デシベル以上)
- 音が連続していて、大きさ及び音色が一定であること
- 音はサイレンまたは鐘ではないこと
など一定の音についての規制がかけられています。
音の大きさというところでデシベルによって音量規制がなされているので、音が出ないという今回のケースでは車検には通らないとなります。
まれにクラクション検査が検査官によってスルーされたということで通ってしまったという話も聞きますが、非常にレアなケースの話と考えて良いと思います。
クラクションの修理は高い?
クラクションの音が鳴らないというのはほとんどヒューズが切れている、接触不良などヒューズ関連になります。
実はこのヒューズは整備士でなくても簡単に修理できる場合もあります。
しかしそれほどヒューズ交換をしても費用は高くありません。
車検のときにヒューズ交換を依頼すれば工賃も含めて3000円程度で修理してもらえるはずです。
できれば車検業者には事前にクラクションが鳴らないと伝えておくと忘れずに修理してもらえると思います。
クラクションの修理を安くする方法
ディーラーに車検を出してそのままクラクションの修理も依頼すればより高くなってきます。
それでも構わないという場合には問題ありませんが、
- ディーラー以外の単価の安い車検業者で合わせてクラクションを修理してもらう
- カー用品店などで事前にクラクションの修理を安くしてもらっておく
この2つの方法ともクラクションの費用的にはさほど違いはありません。
またどちらの方法でもクラクションの修理には10分程度とすぐにできます。
通常2つの業者に通うのが面倒なので、1つめの方法で車検のときに一気にクラクションも修理してしまうと良いと思います。
単価の安い業者とは整備工場、車検専門フランチャイズとなります。
詳しくは以下のページに説明をしています。
参照
クラクションを変更すれば車検に通らない?
クラクション関連ですと正規品からオリジナルのクラクションに変更したときに車検対応かどうかはやや問題となることもあります。
カー用品店でも特殊なクラクションは販売していますが、まれに車検に対応していないものもなぜか日本で販売されています。
クラクションについては上記でも記載をしましたが、
- 音が一定(低音と高音との選択制はNG)
- 音量が保安基準に沿っていること(上記参照)
というところが特に重要です。
カー用品店で車検対応でないクラクションを購入すれば後で失敗したとなってしまうので、最低でも保安基準対応と記載されているものを選びましょう。
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