車の標準装備に発炎筒というものがあります。
助手席の足元などに固定されていて、事故時に後方などに注意喚起をうながすものです。
事故をしたことがないドライバーは使用方法もイメージできないと思いますが、この発炎筒の代わりに非常信号灯にすれば車検に通るのかについて説明をします。
発炎筒はそもそも車検の検査項目?
ネットでも発炎筒がなくても通ったという書き込みは多いと思います。
しかしごく少数発炎筒で車検に落ちたという書き込みもあります。
- 発炎筒の有効期限が切れていた
- 発炎筒がなかった
など落とされた理由はいくつかに集約されます。
以下のページに発炎筒についてはまとめていますが、
- 基本的には発炎筒は設置していれば有効期限が切れていても通る
- ただし非常にまれに検査官によって落とすように決めている人もいる
というのが正解です。
正直いって機嫌の良くない検査官や、発炎筒を検査に入れる人に当たれば車検に落ちてしまうこともあるというのが真相です。
参照
「ユーザー車検は発炎筒の有効期限で不合格になることがある?」
発炎筒の代わりに非常信号灯
冒頭の非常信号灯ですが、基本的には車検対応のものであれば通るとなります。
費用的には1000円未満のものもたくさんあってそこまで負担にはなりません。
たとえばディーラーに車検を出したというような場合には何もいわなくても非常信号灯に交換されて車検に通されているということもあります。
非常信号灯が車検対応かどうかは
- 夜間200メートルの距離から確認できる赤色の灯火であること
- 自発光式であること
正式にはあと1つ要件がありますが(振動関連の要件です)、非常信号灯でも問題ないといえます。
要件については上記にリンクを貼った別ページにまとめています。
もし非常信号灯をカー用品店などで購入しようという場合には、車検対応と記載されている安いものを購入しておけば十分でしょう。
上記のようにごくごくまれに有効期限の切れた発炎筒で落ちる場合がありますから、事前に非常信号灯で安いものを購入しておくのも良いと思います。
非常信号灯は安全面で危険か?
車の標準装備としてはほとんどの車種で発炎筒となっています。
ですので非常信号灯は安全面で発炎筒よりも劣るのではないかという見方をするドライバーもいるようです。
しかし
- 輸入車の一部では非常信号灯を初期装備にしていること
- コスト面で非常信号灯のほうが高いこと
- 発炎筒は寿命が10年程度持つこと
というような事情で発煙筒が初期装備となっていることが多いです。
発炎筒の有効期限は5年などとされますが、実際には10年でも綺麗に発火します。
寿命も長く、かつ購入費用も安いので非常信号灯は浸透していないといえるでしょう。
ですので多少高いかもしれませんが、後から非常信号灯に変更してもまったく問題ありません。
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