認証工場で車検場までのガソリン代は誰が負担するのか?

 

車検業者といっても大きくわけて

 

  • 指定工場
  • 認証工場
  • 下請けに出す業者

 

と3つに分けることもできます。

地味な話ではありますが、車検の検査受けに必要なガソリン料や代金は違ってきます。

地方のドライバーの方で認証工場に車検を出して車検場まで往復で1万円以上のガソリン代がかかったということで今回のページを記載することにしました。

 

指定工場と認証工場

 

一般のドライバーからすればどうでも良いようなものですが、

 

  • 指定工場 自社ラインに通すことで車検に通すことができる
  • 認証工場 国の車検場(陸運局)のラインを通すことで車検を通すことができる

 

というように手続きが違います。

指定工場の場合、車を預けたところでそのまま車検ということも多いので基本的にガソリン代という問題は出てこないと思います。

自社内の車検ラインといってもそう遠くもないので、回送したとしてもガソリンは減らないでしょう。

しかし認証工場だと車検場まで地方によっては片道60キロというような場合もあるようで、冒頭のように車検場までのガソリン代を問題視するドライバーも出てくるわけです。

 

参照

車検の合格基準にも影響する指定工場と認証工場との違いとは?

 

車検でのガソリン代は誰の負担か?

 

これは基本的にドライバー持ちとなっています。

昔からガソリンを満タンにして車検に出してはいけないといわれるのですが、今回のようなケースではよくあてはまる話かもしれません。

あまりないとは思いますが、車検場の状況によっては2往復しなければいけないこともあって、この場合にはさらにガソリン代がかかることになります。

 

認証工場に車検に出さない方法

 

今回のように車検場まで非常に距離があるという場合には指定工場に出したいとなります。

しかしドライバーからすれば指定工場とはどこの業者が該当するのかわかりにくいといえるでしょう。

目安としては

 

  • ディーラー
  • 車検専門フランチャイズ

 

などは指定工場となっていて、車を預けた店舗でそのまま車検や点検となることが多いでしょう。

一方で小さな整備工場、スタンド、カーショップでは認証工場も多いです。

指定工場には要件があってそれを満たせずに認証のまま営業をしているということも多いのです。

またこれらの業者では下請けに出すというところもあるので、さらにガソリンという点ではデメリットかもしれません。

ひどいケースでは

 

  • 下請けの業者まで回送
  • そこからさらに車検場に回送

 

と2重のガソリン代がかかってくることもあるからです。

 

参照

車検を通す7つの業者を徹底比較

 

ガソリン代と車検費用

 

今回のケースではスタンドに車検を出そうという方からの質問でした。

スタンドも良いのですが、整備能力と費用のバランスを考えて車検は出すと良いでしょう。

個人的には整備工場、車検専門フランチャイズがベストではないかと思います。

整備工場だと認証工場のところも多いのですが、敷地が広いところは指定工場のところもあります。

 

参照

フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?

車検料金は車検業者ごとにここまで違う!

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