新車では3年ごとですが、それ以外は2年ごとに車検がやってきます。
ほとんどの人は車検ぎりぎり(あまり良いことではないですが車検の有効期限後に)といったタイミングで車検には出します。
しかしごくごくまれに車検の数ヶ月前、半年前などに出すというドライバーも出てきます。
この場合、ごくまれにディーラーなど車検業者が嫌がることもあるのですがこの理由について説明をしていきます。
車検を早い時期に出す人の割合
病院や中間テストのような嫌がるものは極力ぎりぎりまで準備はしないというのが人間の常です。
車検も同じで、99.9%のドライバーがぎりぎりに出すというようになっています。
車検は有効期限の1ヶ月前以降に出すのが理想的です。
参照
この理由は
- それよりも前に出すと次回の車検時期もその分早くなってしまう
- 遅いと車検切れとなってレッカー手配などの費用が発生する
ということからとなっています。
また車検1ヶ月前以降に出せば、次回の車検も今回と同じ時期になってきます。
1ヶ月というある程度の長さの猶予期間はあるのですが、仕事で忙しいというドライバーは多少苦労する人もいるようです。
車検業者の早期予約の特典
以前は車検といえば業者は1ヶ月前以降に車を預けてほしいというような動きしかありませんでした。
しかし最近はディーラーも新車販売の不振からか車のメンテナンスや車検に積極的になってきています。
ディーラー以外のフランチャイズ、スタンドも車検合戦をして、今では早期予約の割引特典をつける業者も多くなりました。
この早期予約とはおよそ3ヶ月前の予約を指します。
しかしこの早期予約というのもたとえば3ヶ月前に車を預けるというものではありません。
予約だけしておいて実際に車検をするのはやはり車検の1ヶ月前です。
ですので今回のように数ヶ月前に車検を通してしまうということは業界的に異例とはいって良いのです。
車検業者が数ヶ月前の車検を嫌がる理由とは?
しかし法的には車検はいつ出しても良いとなっています。
極端にいえば車検に通した翌日に次回の車検を通そうとしても問題はありません。
ではなぜ数ヶ月前の車検を嫌がるのかということですが、
- 車検業界的に異例だから
- 故障の修理とともに数ヶ月前の車検を依頼されればトラブルも予想されるから
- 車検業者がいつでも車検はできるということを知らないから
- その担当者の正確に問題があったから
ということが考えられます。
たとえば車の状態が悪くなってから業者い車を入れて、その後ついでに車検もと依頼することはあります。
この場合、故障の修理と車検や点検とが同時に行われます。
しかしやっかいな故障であれば完治するかはわかりませんし、車検も合わせて依頼しているのにとドライバーとトラブルになることもあります。
通常、車検を数ヶ月前に行うということは売上に貢献してくれるので業者としては歓迎すべきことで、実際に喜ぶ業者のほうがはるかに多いのです。
しかしこの故障と同時の車検という場合にはまれに変な反応をされることもあるのですが、それはこのような理由もあるからです。
また車検業者といっても車検全般に精通していることはありません。
勤続年数の少ない担当者もいますし、また保安基準といった細かい箇所まで精通する車検業者は存在しないと思います。
そのため車検業者次第で車検に通るかどうかは違ってくるということになるのですが、ごくまれに車検はいつ出しても違法でないということさえも知らない場合もあるようです。
参照
車検は数ヶ月前に出しても良いのか?
結論としてはもし今故障していればその修理だけにしておくほうが良いでしょう。
やはり次回以降の車検の時期が早まるのは損です。
車検業者としては嫌がるところは非常に少なく、むしろ喜ぶ業者のほうが多いのですが、車検を急ぐ必要もありません。
今回は修理をしておいて、車検のときにまだその修理箇所が直っていないときには再整備をお願いしても良いわけです。
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