ディーラーに車検を出すという場合には車を数日預けることがほとんどだと思います。
その後、自分の車がどのような流れで納車までいくのかについて説明をしたいと思います。
ディーラーは陸運局に車を持ち込まない?
通常ディーラーというのは指定工場となっています。
指定工場というのは陸運局に車を持ち込まずに、自社ラインに車を通すことでえ車検に通すことができるようになっています。
一方で
- 認証工場
- ユーザー車検
というような場合には陸運局に車を持ち込み、国の車検場を通すことではじめて車検に通すことができるようになります。
認証工場とは町の整備工場などで、ユーザー車検というのは業者を通さずにドライバーが自分で車検に通すことを指します。
参照
「車検の合格基準にも影響する指定工場と認証工場との違いとは?」
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
そのためディーラーというのはまず自社ラインに車を通して問題ないとなればそのまま車検に通すということがほとんどです。
つまりまず陸運局に車を持ち込むことはほとんどないということです。
ディーラーでも陸運局に車を持ち込むことがある?
ほとんどのディーラーは陸運局には車を持ち込まないのですが、ごくごくまれに
- 保安基準に抵触しているかどうかグレーな車
- 自社で通すとあとで国の監査が不安
というような車の車検を受けたときには陸運局に車を持ち込むこともあります。
特に改造車であったり、正規部品でない箇所があったり、とような車です。
確率的には99%以上の車についてディーラーは自社ラインで車検を通しているといって良いのですが、このように陸運局の検査官に判断を仰ぐというケースも若干あるということです。
ディーラーとして不安であっても国の検査官にお墨付きを得て自信を持って納車をすることができるというメリットもあるわけです。
ただ最近のディーラーの傾向としては改造車でグレーと判断すれば基本的に車検の受付をせずに入庫を断るケースが多いように思います。
その場合には
- 正規部品への変更を促す
- 他の車検業者に回ってほしいと伝える
というような対応を取ることが多いようです。
ディーラーでも認証工場というケースもありえる
私個人としてはあまり聞かない話ですが、ディーラーでもごく一部で認証工場となっている店舗もあるようです。
この場合はディーラーでも陸運局に車を持ち込まないと検査ができません。
このディーラーが認証工場というケースもそう多くはないといえますが、この場合もディーラーが陸運局に車を持ち込むケースといえばいえるかもしれません。
指定工場のディーラーでも定期的に陸運局に行く
ただし念のために記載しておきますと指定工場のディーラーでもまったく陸運局に行かないということではありません。
たしかに車を持ち込むことは少ないのですが、自社ラインで車検をした後、そのときに作成した書類は後日まとめて陸運局に届出をします。
その上で車検証などが発行されてドライバーに渡されるとなります。
参照
「ディーラー車検では運輸支局には一切出向かずに車検を行っているのか?」
ディーラーの車検代行料は割高?
上記のように新車登録から車検まで基本的に車を陸運局に持ち込むということはしないとなります。
そのためドライバーとしてはディーラーへの車検代行料は割高なような気もするかもしれません。
認証工場で実際に車を持ち込んでというならば仕方がないような気もしますが、このような気持ちになるドライバーは多いのではないでしょうか?
最近ではこのようなディーラーのデメリットを解消する業者も出てきています。
車検専門フランチャイズなどですが、ディーラーと比較すれば
- 費用は安い(半額程度の場合もある)
- 整備能力もほぼ変わらなくなってきている
- 車検スピードも速い
という特徴があります。
他にも車検業者はありますが、車検では整備能力とのバランスも考えてあまり格安な業者もまだ不安が残ります。
整備能力も考えて整備工場か、このようなフランチャイズにしておくと良いと思います。
参照
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