前車検、後整備というのはユーザー車検でしか許されないことです。
認証工場、指定工場では後整備はできません。
ユーザー車検では窓口で「後整備です」といえば特にそのときに点検記録簿の提出を求められるということはありません。
しかし国としてはユーザー車検で整備(24ヶ月点検)をしないドライバーがかなり多いということで対応に苦慮しているのも事実です。
2017年10月追記
ただし一部のエリアでは後整備ですと伝えても車検を受け付けないところも出てきているようです。
その場合には24ヶ月点検の点検簿を自分で作成して提出するようにしてください。
点検記録簿の提出を求められるのか?
ネットでも点検記録簿は簡単にダウンロードできます。
ちなみに以下のページでは点検記録簿のサンプルをダウンロードし、記載方法を紹介しています。
参照
これを見ればわかりますように相当な数の点検項目もありますし、記載するだけでも大変です。
また実際に項目に沿って点検するのはさらに大変です。
そのためユーザー車検では点検をしない、できないというドライバーが多いのだといえます。
しかしユーザー車検の窓口で「後整備です」と伝えてそのときの車検を通したとしても、次回の車検で前回の点検記録簿の提示を求められるということはありません。
点検記録簿は作成しておこう
しかしかといって点検をしなくても良い、また点検記録簿も作成しなくても良いということはいません。
法的に点検の実施は義務となっていますし、点検をしないことによる整備不良での故障や事故は自己責任となってきます。
場合によっては事故時の保険金の金額にも影響することもありますし、運が悪いと人生が狂ってくることもあります。
しっかりと点検は行っておきましょう。
ユーザー車検の今後
ユーザー車検ということが流行ってから久しいですが、国もその対応に苦慮しているという事情はあるようです。
簡単にいえば点検をしないドライバーが多いということです。
保険会社から国に圧力がかけられて、ユーザー車検ができないというような法改正があっても不思議ではないと思います。
この背景には
- ユーザー車検をする
- 整備不良で事故や故障が起こる確率が上がる
- 保険会社は保険金の支払いで損をする
ということで保険会社としてはユーザー車検というのは一部で敵視されているようなところもあります。
自分は点検しなくても良いだろうと車検後に思うわけですが、今はそのように考えるドライバーも多く、今後はユーザー車検に一定の法規制がかけられることもありえるといえます。
点検をしないで
- 事故や故障をしてしまう
- 整備不良を理由に保険金が出ない、減額される
- 支払いを実費でしなければいけない
というようなこともあり大きな借金を背負う確率もないわけではありません。
安全に健全な人生のためにもあまりユーザー車検はどうかと思います。
車検費用はユーザー車検でも安く行う方法もあります。
- ディーラー以外の点検つきの業者を選択する
- 必要のない部品交換をしない
ということです。
点検を省くのでなく、車検を安全に単価を下げるというような方法で費用の節約は行っていきましょう。
参照
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