最近では格安でその日のうちに車検が完了するような業者もあります。
車を預けることもなく、1時間程度で車検完了となるので車両を保管してもらうこともありません。
しかしディーラーや整備工場をはじめとして通常は何日か車を預けて車検を受けるということは普通だと思います。
このような場合に車両保管料を請求する業者もあるようですが、これについて説明を行います。
車両保管料とは?
車検の流れとしては数日預かる形式であれば
- 車検の契約
- 車を預かる
- 車検や点検のスタート
- 納車
となります。
車を預かって以降は代車の貸し出し、そして車両保管となります。
この期間に車両保管料と代車費用とを請求する業者もあります。
通常は
- 代車は貸出期間
- 車両保管料は納車できる準備ができて以降の期間
に対して請求されてくるのが常識的です。
車両保管料を請求してくる業者は悪徳?
業界的に車両保管料を請求することはたしかに一般的ではないといえます。
私も長年車検に携わってきましたが、車両保管料を請求する業者は聞いたことはありませんし、また代車費用の請求も少数といって良いでしょう。
しかし法的に決まりはないので違法とはいえませんし、またそれだけで悪徳ともいえません。
車両保管料を請求する業者としては
- 保管する駐車場やスペースがない
- 都市部に業者があってスペース確保が大変
- 儲け主義の業者
といったことは考えられます。
車検業者としては正直納車できる状態となっているのになかなか車を取りに来てくれない顧客に困っているという状況はありますが、車両保管料の請求というのは微妙な気もします。
車両保管料は支払わないといけないのか?
上記のように違法とまではいえないので争うとすれば契約書などが根拠となってきます。
- 契約書に車両保管料の規定があるか?
- 契約の際の話に車両保管料の説明を受けたか?
この2点を確認しましょう。
ともにないという場合には支払う必要性はないともいえるでしょう。
逆にどちらかがあるという場合には違法ではないので支払う義務があると解釈できます。
車両保管料を請求する業者に車検は出すべきか?
個人的には車両保管料を請求する業者にはあまり出さないほうが良いと思います。
というのも
- 駐車乗や工場が狭いということで資本力があまりないと推定できる
- スペースがあっても請求ありきの業者ともいえる
ということで資本力や姿勢に問題があることも予想できるからです。
すべてが悪いともいえませんが、
- ディーラー
- 車検専門フランチャイズ
といった業者のほうが資本力もしっかりとしているので車検や点検サービスもしっかりとしているのではないかとも思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
<スポンサード リンク>車検サービスについて
整備能力の高さと、リーズナブルな費用とを兼ね備えた大手車検専門フランチャイズです。
立ち合い車検、整備士による説明とで明瞭会計を実現しています。
元整備工場が加盟しているので整備能力には定評があります。
⇒ ホリデー車検のレビューはこちらから
最大級の車検業者検索サイトです。
車検費用が最大82%オフの特典もあります。
車検とともに整備点検もついているので安心できる業者が多いです。
⇒ EPARK(旧:お宝車検)のレビューはこちら