ドライバーとして普通に車検に出せば特に問題ではありませんが、中には信じられないようなことを言ってくる顧客も正直います。
またお金をなぜか要求してきたりという方もいます。
今回は豆知識として今まで対応したり、聞いたりした車検のクレーマーについての内情について説明をしたいと思います。
車検のクレーマーのパターン
- とにかく費用を安くと言ってきて部品交換を省略させられて故障をすれば車検業者に賠償を求めてくる
- ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを入れていて故障したら車検業者に責任を求めてくる
- 車検後に整備をしていない箇所を故障すれば車検業者に賠償を求めてくる
- 後払いにしていて車検後に費用を支払わない
- 車検が終わっているのに車をなかなか取りに来ない
正確にはクレーマーというよりも車検業者のただ迷惑客というような人もいます。
最近はやはり異常に節約をしようとして部品交換にちょっと待ったをかけてくるドライバーは多いです。
しかしそれが適度であれば良いのですが、タイミングベルトやエンジンオイルなど車にとって致命的なものもあります。
車検時にそれらを強く断っておいて、あとから故障したので車検業者の責任といってくるような信じられないようなこともあります。
クレーマーのタイプも時代によって違ってきますが、最近はお金や費用関係のクレーマーは多くなっているのではないかと思います。
クレーマーと車検業者の対応
ディーラー、整備工場、車検専門フランチャイズと業者によっても対応が違うと思いますが、中には悪質なクレーマーについてブラック判定をしてその後業務を受けないということもあるようです。
私も何度かクレーム対応はしていますが、一応マニュアルのようなものもあって
- クレーマーには電話でなく直接自宅を訪問する
- 法的に非がなければ理路整然と説明をする
- 事実関係を書類にして整理しておく
などということがありました。
特にクレーマーで多いのが電話では口調は強いのですが、現地訪問すればひどく大人しいというクレーマーも多いものです。
先輩からもよくいわれましたが、電話で長い話になりそうなら自宅訪問したほうが早いということはあるようです。
また資本力がある業者だと顧問弁護士もいる業者もあって、経緯記録、また会話の記録、金銭請求をしてきたかどうかなど書類やICレコーダーベースの記録をすることもありました。
いろいろなクレームもあって最終的に訴訟になったことはありませんし、弁護士を交えた示談も数件しかありませんでしたが、業者として悪質なクレーマーと判断すればこのような対応を裏でしていることもあるでしょう。
特に日本人は裏社会とのつながりを示唆して金銭請求をする傾向も電話でありますが、恐喝と判断されないようにしなければいけません。
ちょっとした金銭請求、感情的になったということで人生に傷がついてとなることもあります。
クレーマーの方は売上に貢献していると自負しているパターンが多いのですが、業者からすればさんざん値切られていて、その上でありもしない責任を求められるということで正直迷惑なものでもあります。
私の場合には上司からひどいケースではその後の取引をしないと通知しても良いと権限を与えられていました。
しかし実際にこの権限の元クレーマーに「うちには今後来ないでください」といったことはありませんでした。
通常の車検業者だとミスは認めるのでクレームの必要もない
一部業界的に詐欺や悪徳という個人経営の業者もまだ存在します。
参照
「違法車検(闇車検、ペーパー車検)はドライバーも刑事罰の罰則対象」
しかし多くの車検業者は自分のミスであれば認めるものですし、クレームでなく指摘すれば責任を取るといえます。
そして業者側の責任の度合いによって
- 整備のやり直し
- 追加整備
などを行うわけで、クレーマーになる前にちゃんとした業者に車検を出すということが本当な重要ではないかと思います。
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