光軸調整とは車のヘッドライトの焦点合わせのことです。
要は進行報告に正確にライトを灯火し、安全に走行できる状態であれば良いわけです。
しかし2年ごとの車検では必ず業者の見積もりで光軸調整という明細が入っていて、ぼったくりではないかと思うドライバーもいるようです。
光軸検査の合格基準は厳しい?
通常ドライバーからすればヘッドライトの光軸がそれほど簡単に狂うのかと思うかもしれません。
しかしまずいえることは車検の光軸検査は案外基準が厳しいということです。
1メートルと10メートルでの光軸が基準内かどうかを検査するのですが、この範囲が案外狭くよく外れます。
ユーザー車検をしたことがあるドライバーだとよくわかるはずですが、自分で通そうとするとこの光軸検査で落ちる車も結構多いです。
光軸検査の方法については以下のページで説明をしています。
参照
光軸が狂うことはごく自然なことか?
左右と上下の基準を満たさないと通らないのが光軸検査です。
そしてこの光軸が狂う要因としては
- 下回り(足回り)のへたり
- ヘッドライトへの振動による光軸のずれ
です。
車の基礎はタイヤやジョイントなどの下回りです。
2年も走行しているとこのような下回りは結構変動するもので、仮に光軸がまったくずれていないとしてもこの足回りの変動によって自然と光軸がずれているということもあります。
また何よりも光軸も案外簡単にずれるということです。
- 通常に走行していても存在する車の振動
- 路肩にタイヤが乗ることによる振動
- 状態の悪い道を走行しての振動
など原因はたくさんあります。
一般のドライバーからすればこんなことで光軸がずれるのかと思うかもしれませんが、実際そんなものです。
運転手はあまり意識していないものですが、車にはかなりの振動が加わっているのです。
正直いって2年も何の光軸調整もしていないとすればまずそのまま光軸検査に通る車のほうがまれではないかと思います。
光軸調整は手間がかかる工程か?
簡単にいえば光軸を固定するネジがあるのですが、そのネジを調整することで角度を変えるというのが整備となります。
方法さえ知れば一般のドライバーでも十分に可能ですし、最近ではその方法も書籍などでもたくさん解説されています。
問題としてはその調整を保安基準に沿った範囲内に収めるということで、これがやや面倒というところです。
詳しくは以下のページでも解説していますが、挑戦してみても良いと思います。
参照
光軸調整が高いと思う場合には
光軸調整の工賃も業者によって価格差があります。
基本的にどの業者で調整しても結果は違わないのですが、車検では他の項目でも同じようなことは多いです。
- 車検専門フランチャイズ
- 整備工場
とディーラーよりも価格単価は安く、かつ整備能力も高いという業者はいくつかあります。
光軸調整も含めて車検費用全体に疑問を持っているドライバーは一度見積もりを取ってみると良いでしょう。
参照
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