車検費用は高いと思う場合に、
- とりあえず車検にだけ通す
- 自賠責の有効期限内のぎりぎりで自賠責も更新する
というような考えを持つこともありますが、このような車検と自賠責更新とを別々のタイミングで行えるのかについて説明をします。
車検後に約1ヶ月自賠責の有効期限が残っている
今回のようなことを思うつく理由としてたとえば
- 車検の有効期限 6月10日
- 自賠責の有効期限 7月10日
というように1ヶ月ほどのタイムラグがあるからということは多いからというものがあります。
詳しくは以下のページで説明をしていますが、
- 車検の有効期限の時刻 期限日の夜24時まで
- 自賠責の有効期限の時刻 期限日の昼12時まで
となっていて自賠責が12時間だけ早く切れてしまいます。
そのため同日での有効期限にすれば自賠責だけ早く切れることになります。
この問題を解消するために自賠責は車検の有効期限よりも1ヶ月長く契約するようになっているのです。
参照
そのため上記の例ですと、車検を6月10日までに通し、その後自賠責はまだ7月10日まで有効ですのでその後に更新すれば良いように感じるのです。
車検と自賠責との更新
車検の更新時には
「次回の2年後の車検時まで有効な自賠責加入がないと更新できない」
というようになっています。
車検切れや自賠責切れというのは社会的にも非常に厳しい罰則の適用もあります。
参照
つまり今回の車検ですとたしかに6月10日までの車検更新時には自賠責保険は有効です。
しかし今回の車検更新時に2年後の6月10日まで有効の自賠責保険がすでに加入済となっていなければいけないということです。
車検費用を安くしよう
今回のケースでは自賠責保険の更新だけ後にはできないとなりました。
しかし車検費用を下げることで今回のようなケースを乗り切ることもできる場合もあります。
車検を通すということは実はそれほど大変なことではありません。
ひょっとすれば今までディーラーで毎回車検を通していたというドライバーもこのページを見ている方でいるかもしれません。
しかしこれは費用的にもったいないと思います。
エンジンに異音がするというような場合はディーラーとしても普通に走行できていて、エンジン音も特に異常がないという場合にはディーラーにしなければいけない理由はありません。
- 車検専門フランチャイズ
- 整備工場
だと今では同程度の車検と点検を受けることができて費用も何割か安くなるということも多いです。
また自分の車の年数、走行距離などから以下のページに沿って本当に必要な交換部品の確認もしておきましょう。
車検業者任せだとどうしても車検費用が無駄に高くなるということは多いです。
参照
それでもまだ費用がしんどいという場合にはユーザー車検という方法もあります。
事前に数千円でテスター屋さんに整備をしてもらうと自分でも車検だけなら本当は案外簡単に通せるものです。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
「ユーザー車検の前にはテスター屋を利用するほうが良いのか?」
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