車検業者もいくつかありますが、ほとんどの業者では輸入車だと基本料金からやや割高となっていることが多いと思います。
- ベンツ
- BMW
- ポルシェ
などといった有名な車種でも、より珍しい輸入車でもだいたいそのようになっていると思います。
車検や点検の項目もそこまで違わないのに基本料金や費用だけ高いということで釈然としない輸入車ドライバーも多いと思いますが、今回はこの理由について説明を行います。
輸入車は交換部品が多い
国産車の性能は良くなってきていて、10年も15年でも普通に走行している車も多いです。
しかし輸入車は性能も多少は上がってはいますが、国産車よりかは故障の頻度が高いです。
また交換部品も多く、部品の交換頻度も高いです。
ブレーキを例に取りますと、ブレーキローターは国産車ではまず廃車まで交換しませんが、輸入車だと車検ごとに交換となってきます。
単純に部品代が高いという理由もあるでしょう。
そのため部品代とともに、交換する手間がかかるので手間賃も基本料金に高く入っていることもあるでしょう。
輸入車の部品代の費用
また基本料金とは直接関係ないかもしれませんが、部品1つとっても調達コストが輸入車だと高いです。
その調達コストと管理維持費用、この両方は輸入車の車検費用を高くさせる大きな原因といって良いでしょう。
通常この部品代については基本料金には含まれていないと思いますが、最初から基本料金に入れている業者もないわけではありません。
輸入車に必要な特殊な工具や設備
また整備点検において国産車とはまた違った工具や設備も必要となってくることが多いです。
この費用も輸入車だと基本料金に含まれている可能性はあると思います。
輸入車と整備のしやすさ
また車の構造も大きく影響しています。
国産車の場合、部品などの配置を整備しやすいように配置しています。
しかし輸入車の場合には部品1つ交換するのに余計な他の部品も外さないといけないというようなところもあります。
この点、どうしても整備の時間や手間がかかるということも基本料金の高さの原因の1つとなっているといって良いでしょう。
車検整備の失敗とトラブルのための費用
国産車も輸入車も特に限定はありませんが、プロの整備士といってもごくごくまれに
- 整備失敗
- 整備項目の忘れ
などで車検や整備のやり直しということも起こります。
輸入車だとこの頻度が高いということもないですが、1回のトラブルにかかる費用も高くなる傾向もあります。
車検業者としては一定の低い確率ではあるものの、このような整備関係のトラブルに対しての保証料金も基本料金に加味されているといえると思います。
輸入車ドライバーの足元を見ている業者
一般に輸入車を所有するドライバーについては
- 車にお金をかける人
- お金を割合持っている人
というようなイメージもあります。
特に小さな車検業者だとどんぶり勘定的に高く請求するということがあるように思います。
さすがに全国チェーンで料金体系が決まっているところでは少ない、または皆無といって良いのですが、このような側面も否定はできないと思います。
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