通常、運転席の操作を行うことでその車の給油口は触ることもなく開くような仕組みになっていると思います。
しかし錆などで開かないようになってしまうこともあって、このような状態で車検に通すことはできるのかについて説明をします。
給油口の開閉検査はあるのか?
車検では外観検査が最初に行われます。
この段階でメーターランプの警告灯など検査をされますし、室内のシートベルトなども検査対象となってきます。
これと相まって給油口の開閉の検査も行われても良さそうですが、実は検査はありません。
車検の検査項目は以下のページで説明をしてまとめていますので、気になる箇所がないか確認をしておきましょう。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
ですので給油口が運転席からワンタッチで開閉できなくても車検には通るということになってきます。
給油口が開閉しにくくなる理由
基本的には錆でというパターンが多いように思います。
屋根のないような駐車場にとめていて、雨で給油口が錆びるということもあまりないようです。
しかしたとえば最近の豪雨によって車の給油口まで水に浸かってしまって、そのままにしていると錆びてくるということもあるようです。
給油口の錆を取る方法
手やドライバーなどで給油口を開けることができれば特に問題ないようなものですが、やはり不便ということになります。
車検業者に車を出すという場合には給油口の整備はあまりしないと思います。
ですので車検のついでに錆を取ってほしいという場合には、車検に出すときに給油口の錆について伝えておきましょう。
おそらく何も言わないとそのまま車が納車されてくるはずです。
参照
給油口が閉まらない場合には車検に通るのか?
逆に開くほうは問題なくても、閉めるときに閉まりきらずにやや浮いた状態ということもあるようです。
また蓋を変更してしまうということもあるようですが、この場合浮き度合いによっては車検に通らないことがあります。
突起物扱いになるのがその落ちる理由です。
下手に蓋を変更するよりも車検のついでに部品交換などをしてもらうほうが良いと思います。
給油のワイヤーが切れてしまう
また給油といえばワイヤーが切れるというパターンもあります。
運転席からワイヤーで給油口が開くように連動させていますが、このワイヤーが切れると運転席からやはり開閉ができなくなります。
これもそのまま車検に出しても通るのですが、修理をすれば5000円程度かかってくるでしょう。
やはり車検業者はここまで整備をしないのが通常で、ワイヤーが切れていることを伝えないとスルーされてしまうことが多いと思います。
車検切れが近いタイミングで給油口が故障した
以前
- 車検が数日後に切れる
- タイミング悪く給油口も故障で開かなくなる
というドライバーと話す機会がありました。
どちらからすれば良いだろうと迷っているようでしたが、この場合にはまず車検に通すほうが良いと思います。
数日車検切れまで間があるので土日祝もやっている車検業者に出します。
参照
そのときにその業者に給油口の修理も合わせて依頼しても良いですし、また車検後に別に修理を別の業者に依頼しても問題ありません。
給油口は上記に説明しましたように車検とは関係ないということで、まず車検に通すことを優先すると良いでしょう。
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