見積もりを出さない車検業者に決めてはいけない理由とは？

車検ではユーザー車検という方法もありますが、多くのドライバーはどこかの車検業者を通じて車検に出すと思います。

ただ大手から個人経営のところまでいろいろな業者があるわけで、当然少し変わったような業者もあるわけです。

今回はその中で

「見積もりを出さない車検業者」

について説明をしたいと思います。

見積もりと車検費用の想定

見積もりというのは簡単に目視等を行い車検費用がどの程度かかってくるのかの見込みです。

たしかに業者によっては見積もりでは見つけることのできなかったような追加整備や部品交換が必要となることもないわけではありません。

（ただし本来あってはいけないことだと思います）

参照

「見積もりで見つからない追加整備や部品交換を勝手にする業者はあるのか？」

しかしドライバーからすれば見積もりは交換する部品、予算との兼ね合い、業者の選定などをこの見積もりによって行うわけです。

見積もりがまれに出さない、出せないという車検業者もありますが、いくらの請求額となるか確定できないという点でまず契約をするべきではないと思います。

見積もりと車検業者の整備能力

見積もりを出せないという場合、その業者の車検や整備能力に疑問がつくこともあります。

集客できていて、整備士の研修もしっかりと行っていて、また新しいメカにも対応できる車検業者であれば毎日のように車検の見積もりは作成しているはずです。

当然見積もりも良い意味でマニュアル化されていて、見積もりを出すのに時間も手間もさほどかかりません。

つまり見積もりを出さない車検業者となれば車検件数をさほど行えていない、そして車検技術も低いということも予想できるわけです。

見積もりと追加料金

見積もりを出さないという場合でも安くしておきますというようなことを伝えてくる業者もあるようです。

しかし口頭での約束はとても信用できるものではありませんし、また

口頭やサイトで安いと宣伝する
契約をさせる
納車という段階で高い請求をする

という意図的な売上のつり上げを行う業者もあるようです。

参照

「車検で追加費用を請求されやすい危険なパターンとは？」

見積もりと車検業者のサービスの質

見積もりとは本来ドライバーへの説明です。

サービス内容、予算などをわかりやすく明瞭会計にできるだけ近い状態で納得してもらわないといけません。

この見積もりが出せないという場合には説明責任を果たさない業者ともいえます。

つまり

ドライバーを軽視している
サービスの質を高めようという姿勢はない
車検後にトラブルにあっても対応はしてもらえない

というようなことも予想されます。

見積もりに見る理想的な車検業者とは？

特定の業者では見積もりの時点で有料というところもあるようで、モラルも問われるところではあります。

参照

「ディーラーに車検見積もりするだけで有料3万円？」

見積もりでその業者の信用度を見ようと思えば

必要のない点検や部品交換を入れていないか？
相場よりも高くはないか？
専門用語の説明を求めて丁寧に説明をしてくれるか？

ということは特に重要です。

車は整備士や、車好きでないと細かい部品などはわからないことが多いのですが、そのため余計な部品交換を入れて請求してくることも多いです。

以下のページに必要のない部品交換の例、また業者ごとの違いについてまとめていますので、車検前に少し読んでおくと知識がつくので騙されなくなるといえます。

相場については車種ごとの費用を説明していますので、自分の車、あるいは近い重量の車種の費用を参考に検討していきます。

また今回のケースでは別の業者からも相見積もりを取ることも重要といえるでしょう。

参照

「車検を通す7つの業者を徹底比較」

「車検費用を簡単に安くする4つの方法」

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