ディーラーに見積もりを取ってみて、その見積もりの金額に驚くということは多いかもしれません。
今回は具体的にディーラーでよくある必要のない明細について説明をしたいと思います。
ディーラーのよくある車検の明細
以下はディーラーの見積もり明細などでよく出てくる明細です。
それぞれ単価も明細で記載されていると思いますが、必要度に応じて並べてみました。
絶対に必要といえるもの
- 継続検査料
- 24ヶ月定期点検量
- オートマチックトランスミッションフルード交換
- ブレーキフルード交換
- エンジンオイル交換(カストロールなど)
- ドレンプラグやガスケット交換
- エンジンリフレッシュ(内部洗浄)
走行距離に応じて交換を考えるべきもの
- PCVバブルクリーニング(3~4万キロごと)
- ATF交換(5万キロごと)
- ブレーキパッド(3~5万キロごと)
- エアーエレメント(5万キロごと)
- LLC交換(新車は7年ごと、以後は4年ごとなど、LLCでない場合には車検ごと)
- エンジンベルト(10万キロごとに交換)
- タイミングベルト(10万キロごとに交換)
- ドライブシャフト(10万キロごとに交換)
海岸沿い、雪国などでは車検ごとに行うべきもの
- 下回り洗浄
- 下回り防錆塗装
できればやったほうが良いもの
- 点検に伴う清掃料
- フロントディスクブレーキのグリス補充
- リヤブレーキグリス補充
- エンジン・シャシー洗浄
カー用品店で交換したほうが安いもの
- タイヤ交換
- オイル交換
- オイルフィルター
- バッテリ取換
- エアコンフィルタ交換
- エアフィルタ交換
- 発煙筒
- ワイパーラバー交換
- フロントワイパーラバー左右交換
- リヤワイパーラバー交換
- ワイヤレスキー電池交換(ホームセンターでも販売されています)
- フロントガラスウロコ除去
ディーラーの車検費用が高くなりやすい理由
上記のように多数の絶対とはいえない部品交換などが入っているというのも車検が高くなる理由でもあります。
また
- 交換する部品はすべて正規部品
- まだ持つような部品も交換してしまう
というようなことでディーラーの車検費用は高くなりやすいといえます。
上記のような部品交換の必要度を確認しながらディーラーと交渉するというのも1つの方法です。
それでも18万と見積もりされて10万などとなることはないでしょう。
数万程度も安くなればましなほうだと思います。
ディーラーの車検費用が予算を超えていた場合
想定していたよりも高い見積もりが出てきて、さらにディーラーと交渉してもどうにもならないという場合には車検業者を変えるのも1つの方法です。
車検は安さだけでなく整備能力も重要で、この2つのバランスを考えれば
- 車検専門フランチャイズ
- 整備工場
がベストといえます。
価格的にはディーラーの半額とはいえませんが、何割か安くはなってくると思います。
さらに格安業者もありますが、整備能力という点を考えれば個人的にはどうかと思います。
この2つの業者は安いのですが、その理由としては
- 交換する部品がリビルト
- 整備士の人件費が安いこと
- 予約制となっていること
- 車の持ち込みと持ち帰りをドライバーがしなければいけないこと
というものなどがあります。
リビルト部品も性能はほとんど変わりませんし、車の外部からは見えない部品なので見た目としては特に気にならないでしょう。
このようなデメリットもありますが予算が気になる場合には検討しておくと良いでしょう。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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