何度か車検をしているとしても車検業者を通じて車検をすれば委任状を記載したというような記憶はないと思います。
車検業者を通じればまず委任状を用意する必要はないのですが、ユーザー車検ではごくまれに委任状を添付しなければいけない場合があります。
ユーザー車検で委任状が必要になるときとは?
- 車検証を紛失している場合
- 改造をしていて用途・サイズ・重量が変更になった場合
- ナンバープレートの破損があった場合
このような場合、それぞれ車検だけでは済まず、車検証の再発行など行政への手続きを行わなければいけません。
そのために委任状が必要となるということです。
逆にいえばこのような3つのパターンに該当していないとすればたとえユーザー車検であっても特に委任状も必要ないということです。
ユーザー車検で他人名義の車の車検が行えるのか?
よくあるのが
- 忙しい子供や兄弟などの代理で車検を行う
- 車に詳しい知人に車検を行ってもらう
というような代理でユーザー車検を行うということです。
このような場合、委任状が必要な気もしますが実際には特に委任状は必要ではありません。
上記の3つのパターンに該当していれば話は別ですが、その他は当日に作成する書類のうち
「自動車検査票」
という書類の一番下のほうの受検者の欄の代理欄に○をすれば良いだけです。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
ユーザー車検の場合、ユーザー車検代行業者というものがありますが、これもよく考えてみると完全に他人です。
でも違法とはされずに営業しているところはかなりの数あります。
参照
このようなことからすれば家族、友人や知人でも上記の自動車検査票の記載だけ行っておけば問題ないということがわかります。
車検にまつわる税金の支払いと委任状
車検では
- 重量税
- 自賠責保険
- 収入印紙
といった支払いも同時に行います。
税金や保険ということで委任状が必要な気もしますが、これももちろん委任状は必要ありません。
上記で説明しました3つのパターンに該当するかどうかで委任状の必要か不必要かは判断するということで問題はありません。
車検の委任状の書き方について
運悪く上記の3つの委任状のケースに該当するという場合には委任状を作成して携帯しましょう。
委任状というのは決まった書式があるわけではありませんので、以下の項目を記載した文書をワードなどで任意に作成すれば問題ありません。
受任者の情報
- 氏名
- 住所
委任者の情報
- 氏名
- 住所
- 委任者の捨印
- 委任する年月日
- 委任する手続きの内容
最後に「私は上記の者を代理人とし、以下の手続きに関する権限を委任します。」一文を入れます。
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