車検では車を数日預けることも出てくるのですが、その場合には代車の貸し出しがあります。
この場合、自分の車ではないので無茶な走行はしないと感じるドライバーも多いと思いますがそれは正常な感覚ではないかと思います。
あまり必要性のないような用事に代車で走行して行き、事故になるということもありますが、代車の場合には法的責任が大きくなることもないわけではありません。
責任を負わないための代車の借り方
代車の理想的な借り方というのがあって
- 最初のガソリン量を確認して把握しておく
- 車両保険と任意保険の加入具合を確認しておく
というものがあります。
ともに後述しますが、ガソリンは返却時の給油すべきガソリン量を把握するために必要ということです。
2つめの保険関係の確認ですが、代車の事故を想定した質問です。
2つの保険の加入具合で、代車によって思わぬ法的責任を負うことがないかを確認します。
貸出を受けた代車の給油が少なくすぐにランプが点灯した
ディーラーなどでもこのようなことはしばしばあって、クレームも入っているようです。
代車を借りて翌日にランプがつくというようなこともあるようで、これでは代車になりません。
黙って給油して走行を続けるというドライバーの方もいますが、車検業者にクレームをつけると良いでしょう。
大抵は謝罪して給油を足してくれるはずです。
代車で遠方に行くことはどのような問題があるのか?
通常代車といえば冒頭のように他人の車ということで
- 買い物など極力余計な場所には行かない
- 外せない用事もなるべく車検後に回す
というようなことをするドライバーが多いです。
しかし中にはあえて代車でドライブに入ったり、旅行に行くという人もいます。
この場合も事故等がなければ問題もありませんし、返却時の給油も元に戻しておくと業者は何も言いません。
しかし後述しますが、代車で事故をするということは法的な責任が大きくなるということを意味しています。
基本的には代車の場合には極力運転をしないという対応が正解といって良いでしょう。
代車の返却時のガソリン
代車ということで基本的には最初からいくらかのガソリンが入っていると思いますが、ドライバーとしてはそのおおよその量を覚えておくことが必要です。
返却時にはその最初に入っていた量までガソリンを給油して車検業者に返すというのがマナーとなっています。
法的にこのような義務はないので、絶対とはいえませんが日本ではこのようになっています。
しかし実際にはマナーがないというか、顧客であるという以前にガソリンをかなり使用していてもまったく給油せずに返却という方もいます。
顧客であるので何も言わない業者が多いと思いますが、内心はいろいろなことを思われていると考えておくと良いでしょう。
次回から車検時のサービスが悪くなるということはありませんが、マナーの問題とはいえるでしょう。
代車時の給油量を計算する方法
どうしても借りたときの給油量を思い出せないという方は以下を根拠におおよその給油量を入れれば問題ありません。
「10キロ走行ごとに1リットルの給油」
もちろん車種ごとにこの数字は違ってきますが、そこまで大きくずれてはいないと思います。
スタンドでは給油量を指定できますので、最初に給油量を指定して規定の量の料金になるようにしていきましょう。
代車の返却時には満タンまで給油して返却するべきか?
非常に律儀なドライバーの方は満タンにして返却してくれる方もいます。
またどの程度給油して返却するべきかと質問をされることも多いわけですが、貸出時とおよそ同程度まで給油していくと問題はありません。
満タンまでの給油は誰も求めていませんので安心してください。
代車でドライバーが負う法的責任とは?
代車には
- 車両保険
- 任意保険
というような保険がかけられている場合と、そうではない場合とがあります。
通常ほとんどの代車は任意保険に加入しているので、事故を起こしても相手への賠償は補償されます。
しかし車両保険にはほとんどが加入していないわけで、事故を起こして代車の修理費用はドライバー持ちです。
車検費用の数倍も課金されることも珍しくありません。
また非常に怖いのが車検業者でも財務的にしっかりとしていないときに任意保険にも加入していない代車もあるようです。
この場合、事故を起こせば下手をすれば一生払えないような金額が降りかかってくることもあるということです。
駐車場でも慣れない代車を運転すればうっかりとこするということもあるのですが、この場合には実費弁償となることも多いので、極力運転はしないというのが正解となってきます。
参照
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