車検というのは2年ごとにやってきます。
しかし新車の段階から非常に高額の車検の見積もりが出てくることがあります。
しかも走行距離がさほどでなくてもディーラーであれば10万、15万と簡単に超えてくるものです。
車の性能向上と寿命
最近の国産車は非常に性能も良くなり、10年や10万キロではまず故障するということは少なくなりました。
15年、15万キロでもたくさんの車がまだまだ現役で走行しています。
私の車も
- 12年
- 19万キロ
となっていますが、まだまだ故障するような気配もありません。
またこの12年で相当な距離を走行しましたが大きな故障もしていません。
エアコンのガス切れで一度クーラーがきかなくなって修理はしましたが、エンジン関係のトラブルは今までありませんでした。
10年、10万キロという段階を超えると多くのドライバーは廃車も視野に入れるようになるのが日本の昔からの習慣です。
しかし国産車の性能を考えると廃車のタイミングを早めることは廃車貧乏になってしまうといえます。
車検の予算オーバーと廃車
特にディーラーで毎回車検に出していれば車検予算をオーバーするということはよくあると思います。
ディーラーは重厚な部品交換をしてくれるので安心ですが、反面車検費用が高くなることは避けられません。
ディーラーの見積もりを見て廃車を考える人も多いのですが、まずは落ち着いて考えて欲しいことがあります。
本当に車検予算をオーバーしているのか？
ディーラーなどの見積もりには検査や点検項目が記載されています。
いろいろな項目があって正直一般のドライバーではよくわからないものも多いかもしれません。
車の状態にもよりますが、このうち何割かは削減できる項目も含まれていることもあります。
この内容は煩雑になるので以下のページにまとめています。
参照
この余計な部品交換を省くだけでもかなり車検予算に近づくか、また範囲内に収まるドライバーもいるのではないでしょうか？
それでもまだ予算オーバーをしているという場合には車検業者を変えるということも検討していきます。
- 車検専門フランチャイズ
- 整備工場
- スタンド
- カー用品店
とありますが、整備能力と安さのバランスを考えればフランチャイズと整備工場が良いでしょう。
車検に安く通すということであればスタンド、カー用品店がベストです。
これらの車検業者であればディーラーの半額程度となることもあります。
参照
車検費用の後払いも活用する
通常フランチャイズなどは車検費用の後払いができるようになっています。
カード払いで、まれではありますが法定費用さえも分割払いがきく店舗もあります。
カード払いだけでも数ヶ月後に支払いわけで、その間にお金を用意するという方法もあります。
参照
車検の予算オーバーと廃車
廃車を仮に行ってもまた購入費用が必要です。
ローンを組むという方法もありますが、大きなお金が必要なことには違いはありません。
車検費用が予算を超えたというときに廃車となると、廃車と新車の購入時期が早まります。
データによればこのような傾向があるドライバーの貯金は何割かそうでない人よりも少ないそうです。
上記のように車検に通すというだけなら安い業者はあるのでまだ次の車検まで乗れます。
また整備も考えれば整備工場やフランチャイズもあるので、この2つの業者に出せばそうディーラーと大差はありません。
違うのは価格だけです。
引越し貧乏とよくいいますが、廃車貧乏というのもこの業界ではよくいわれることで、廃車は極力後ろの時期に持っていくということが後で困らない方法なのです。
また最近の車にはそれだけの性能も備わっているのです。
参照
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