車が古くなると車検費用が高くなるということは多くのドライバーが思うことではないかと思います。
車検費用は法定費用といって国に支払う部分と、業者への費用とがありますが、この両方について年式との関係性について説明をしたいと思います。
車検の年式とは?
年式というのはメーカーによる製造年といって良いのですが、車検証ではわかりません。
これと近いものとして車検証に「初度登録年月」というものがありますが、これは購入して車をディーラーによって登録をした年月日ということで年式ではありません。
ただしかなり近いとはいえます。
- ディーラーなど購入したところに聞く
- シートベルトなどで年式を確認する
といった方法で年式は確定させるということになります。
しかし長期間ディーラーに置かれていたという車でない限りはまず初度登録年月がほぼ年式と根拠として十分だと思います。
車検でかかる税金は年式が古いと高くなるのか?
冒頭のように車検費用のうち法定費用というものがありますが、これは
- 自賠責保険
- 重量税
- 印紙代
というものとなっています。
結論からいいますとこの3つは新車から20年などと車が古くなっても変更はありません。
法改正等によって多少これらの金額の改正はあったとしても古くなったという理由で上がることはありません。
参照
古い年式の車の車検では部品代や整備費が高くなる?
これは非常に多くのドライバーが思っていることですが、
- 年数10年
- 走行距離10万キロ
など一定程度年式などが古くなってくれば車検業者への部品代や工賃が高くつくというようなことがあります。
しかしこれは半分間違いです。
たしかに走行距離が10万キロ程度になったときに特有の部品交換をしなければいけません。
(たとえばエンジンベルトなどです。詳しくは以下のページ参照)
参照
しかしその後の車検ではこのような走行距離や年数に応じた部品交換や整備というのは目立ってはありません。
つまり新車の段階の車検とさほど費用的には変わらないということです。
むしろ新車段階での車検費用が高いと驚くドライバーのほうが多いように思います。
年式の古い軽自動車と車検費用
上記の年式が古くなっても
- 法定費用
- 車検業者への費用
とが変わらないということはもちろん軽自動車でも同じです。
もともと車検手続きも、点検項目なども含めてほとんど軽自動車と普通車とで違いはないのです。
参照
年式が古くなったときに廃車のタイミングをどう考えるべきか?
最近の国産車は特に性能が良く、20年や20万キロ走行しても大きな故障をしないということは珍しくありません。
しかしドライバーの頭の中には昔の国産車の寿命のイメージが残っていて、すぐに10年や10万キロなどを超えると廃車を考える人が多いです。
基本的にはまだまだ十分に乗れるでしょうし、廃車のタイミングを早めるほど貧乏になってしまう傾向があります。
15万キロなど以上走行して故障をして、その修理費の見積もりを見てから廃車は考えれば十分だと思います。
参照
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