マフラーを交換するというドライバーも多いと思いますが、音量規制とともに長さも気になるところではないかと思います。
今回はマフラーの長さについてどの程度までなら車検には通るのかについてまとめてみたいと思います。
車検ではマフラーがバンパーからはみ出していてはいけない?
この質問も非常に多いです。
マフラーがバンパーから出ている時点で通らないのではないかと思っているドライバーが多いのですが、今のところは実際にはそうではありません。
程度や車の製造時期にもよりますが(この点については後述します)、バンパーから出ていても車検には通るということもあります。
マフラーエンドがバンパーから出ていると警察に捕まる?
ちなみにマフラーエンドだけがバンパーから出ているという場合もありますが、これも後述するような基準で考えれば車検の通るかどうかということはある程度見えてくると思います。
またマフラーエンドがバンパーから出ているという場合にはまれに公道で警察に止められてしまう場合もあります。
脱着可能な場合だと警察によって対応が違うようですが、基本的には出ない状態で走るのが当然ですが重要です。
車検の保安基準とマフラーの長さ
マフラーの規制については法改正が行われました。
平成20年12月31日までに製造された車
マフラーに特記がないこと、回転部分が突出していないこと、など他の交通の妨げとならないことという条件を満たしたマフラーでも車検には通ります。
そのためこのような条件を満たせば多少バンパーから外にはみ出したマフラーでも問題ありません。
平成21年1月1日以降に製造された車
- 透明アクリルの30度、60度、90度の三角定規を用意する
- その60度の角を車のバンパーに当てる
- その状態でマフラーが三角定規に触れていれば、その部分が原因で車検には通らないと判断される
平成21年以降のマフラーではこのように判断されます。
つまり平成21年以降のものはバンパーから完全に出てはいけないということになります。
ただしこの21年以降の基準は猶予措置があり、平成29年4月1日から適用となります。
それ以降に車検に出す場合にはバンパーのはみ出しはあっても20年までの基準で判断されるので通るとなります。
マフラーカッターは車検に通るのか?
見た目の向上のためにマフラーカッターをつけるという場合もありますが、これも上記の条件と同様に考えていきます。
- バンパーから出ていないか?
- 車高基準を満たしているかどうか?
バンパーからのはみ出しについては今のところはそこまで気にする必要はないですが、将来的にははみ出したマフラーカッターは通らなくなるので対策をしておきましょう。
平成29年以降は製造年月日によってはみ出したバンパーカッターであれば通らないと覚えておいてください。
参照
<スポンサード リンク>車検サービスについて
整備能力の高さと、リーズナブルな費用とを兼ね備えた大手車検専門フランチャイズです。
立ち合い車検、整備士による説明とで明瞭会計を実現しています。
元整備工場が加盟しているので整備能力には定評があります。
⇒ ホリデー車検のレビューはこちらから
最大級の車検業者検索サイトです。
車検費用が最大82%オフの特典もあります。
車検とともに整備点検もついているので安心できる業者が多いです。
⇒ EPARK(旧:お宝車検)のレビューはこちら