新車を購入すれば車の購入費用の中に
- 日産 メンテプロパック
- トヨタ メンテナンスパック
が入っていたということはよくあります。
このパックに加入していると基本整備の費用も支払っているということが多いのですが、それによって初回の車検費用が安くなったりするというのがメリットです。
メンテプロパックの保証内容
車検には
- 法定費用 自賠責保険、重量税、印紙代
- 車検費用 車検費用に支払う費用
とに分けることができます。
法定費用とは国に支払うものですが、車検業者はそれを預かり、国への支払いを代行するというものになっています。
そのためまずいえるのは
「メンテプロパックなどには法定費用は含まれていない」
ということはいえると思います。
車検業者への工賃や部品代は別として、国への支払いをする税金や保険代は新たに車検時に支払うことが必要ということです。
しかも法定費用というのは車種の重量にもよりますが、案外大きな費用となることが多いです。
法定費用の目安は以下のページに説明をしています。
参照
メンテプロパックのカバーする整備や点検とは?
さて残りの車検業者(ディーラー)への支払いがどこまでこのメンテプロパックなど購入時のパックでカバーされているのかということですが、
- 車検費用がまったくカバーされていない
- 車検費用の基本的な部分のみカバーされている
と大きくいえばこのように2つにわかれるといって良いと思います。
1つめのまったくカバーされていないという場合のパックに何の意味があるのかと思うかもしれませんが、電化製品の保証のような感じといって良いのかもしれません。
また2つめの基本的な部分のみカバーというのも普通に車検をするのであれば法定費用のみ支払えば初回の車検はできるということです。
しかし車検や点検というのは、パック以外の整備や点検が必要となることもあります。
この場合にはやはり別途車検費用がかかってくるといって良いでしょう。
自分の車がどちらに該当するのかを確実に確認する方法としては
- ディーラーに聞く
- メンテプロパックの証書を確認する
というものなどがあります。
初回の車検と余計な部品交換
今回の車検がどちらに該当するかは証書次第ですが、ディーラーの車検や点検は重厚です。
次回の車検まで持たない部品はすべて正規部品で交換となるので、見積もりを見れば驚くということも多いでしょう。
ドライバーとしては
- 自分にとって必要な部品交換を知ること
- ディーラーとの交渉方法を知ること
ということが効果的な方法といえます。
以下のページでこのあたりをまとめていますので、見積もりを見て贅沢な車検や点検となっていないかを確認しておきましょう。
参照
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