車検業者に車を出すということであれば特に仕事を休むということは必要ありません。
しかしユーザー車検という場合には自分で車検場に車を持ち込まないといけませんので、一般的には会社を休むということはよくあると思います。
ユーザー車検と休む大義名分
国の運輸支局の車検場はたしかに平日しか開いていません。
また車検は受けないと公道を走ることもできません。
ですので車検は受けるしかないので、一見休みを取るということは当然のようにも思います。
しかし会社によってはユーザー車検で休むということを認めない場合もあるようです。
ユーザー車検と代理人
このユーザー車検というのは特に本人が車検場に行かないといけないということではありません。
代理人であっても委任状も必要ないのでたとえば家族の誰かが代わりに行っても良いですし、またユーザー車検代行業者も存在していて車をただ車検場に運ぶだけで受けることはできます。
(ただし代行業者に依頼をしても車検に通るかはまた別問題ですが・・・)
参照
車検で有給休暇の取得を認めない会社の言い分
上記のように
- 家族に車検を代理してもらう
- ユーザー車検代行業者に依頼する
ということも可能なので有給休暇を申請しても認めないというのが会社の理屈のようです。
ただし法的には有給休暇は会社に認めるかどうかを決める権限はありません。
- 労働者が有給の申請をする
- 理由も聞かずに認める
という趣旨が労働基準法ですので、もしも他の労働者がその日に有給休暇を申請していて業務が回らないというような理由もなければ認めないといけません。
最近は法律を知らない、または守らない企業も多いので今回のようなことがあるといえます。
車検のためにまず休み罰則を与える方法
労働基準監督署が有給も含めた国の管轄行政機関です。
有給休暇が取れないということで相談も多いようですが、
- 車検のために有給休暇を申請し取得する
- 会社が有給は認めないので賃金カットする
というような状態となってはじめて労基署も罰則の適用を考えてくれます。
車検期限が迫っていて有給を取らないとどうにもならないというような状況で、まず正規の手続きで有給申請と取得をし、その日の賃金をカットされたというような状態で相談しなければ指導も入らないとなっています。
参照
有給休暇の展望
現在、国のほうでも有給休暇の取得率を上げないといけないということは強く意識しています。
有給休暇の違法状態について罰則もありましたが、
- 有給休暇取得率の義務化
- さらなる取得しやすい環境への法改正
などが予想されています。
将来的には車検時にもより有給休暇を取得しやすい時代がくるかもしれません。
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