車検の手続きについてまとめてみる

 

車検というのは車検業者に出すか、または車検場に自分で車を持ち込み車検に通してしまうユーザー車検とがあります。

それぞれ車検で求められる手続きは違うのですが、今回はよくある質問について整理してみたいと思います。

 

車検手続きに最適な時期とは?

 

車検というのは新車ではない場合には2年ごとにやってきます。

前回の車検をディーラーなどの業者を通じて行っている場合には、通常車検の案内が届きます。

 

参照

車検の案内が来ない人のパターンとは?

 

最近では早期予約割引などドライバーの囲い込みも車検業界では起こりつつありますが、実際に車検をして車を預けたりするのは車検証の有効期限の1ヶ月前以降となります。

それよりも早く車検に出すと次回の車検もその分早く到来するので結果として車検費用をロスしてしまうわけです。

車検はいつでも出すことができますが、1ヶ月前以降に出すのが最適な方法といえるでしょう。

 

参照

車検はいつからいつまで受けることができるのか?

 

車検手続きにかかる時間

 

最近では車検専門フランチャイズ(たとえばホリデー車検など)などでは即日車検という制度を採用している業者も多くなってきました。

車検自体も1時間以内に終わるのが売りですので美容院に行くような感覚で車検を出すことができます。

即日車検ではないディーラーや整備工場でも2日程度以内にはだいたい車検は終わります。

車検の手続きとしては簡単な車の検査をしてから見積もりをしてとなるので30分から1時間程度は見ておくと良いと思います。

 

使用者が行うべき車検手続きとは?

 

車検には4つの書類が事前に必要となります。

 

  • 自動車検査証
  • 定期点検記録簿
  • 自賠責証明書
  • 納税証明書

 

まずはこれらの書類があるのかを確認し(ただし定期点検記録簿はまずは必要ありません)、あとは

 

  • 車検業者に出すのか?
  • ユーザー車検をするのか?

 

ということを決めます。

車検業者では今はいろいろな業者がありますが、整備能力もあるところという観点でいえばディーラー、車検専門フランチャイズ、整備工場が無難だと思います。

あとは事前予約となっている業者が多いので、予約をしておきましょう。

ユーザー車検の場合、国の車検場に予約をしなければいけません。

予約サイトについては以下のページからいけるようにしています。

 

参照

平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる

車検を通す7つの業者を徹底比較

車検料金は車検業者ごとにここまで違う!

フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?

 

ディーラーの車検手続き

 

ディーラーの場合、車検のDMのハガキを見て電話などをして予約するということから手続きをはじめましょう。

中には今日すぐに車検をして欲しいというドライバーもいますが、あまりおすすめはできません。

車検切れが近いドライバーに多い特徴ですが、

 

  • 新車販売の顧客対応
  • すでに預かっている車検整備
  • その他臨時的業務

 

とディーラーも多くの仕事をかかえて車検も行っているので、予約の電話の時点で日程を後日にしておくと良いでしょう。

 

車検手続きを代行してもらいたい

 

ディーラー等に車検に出すことがベストかもしれませんが、費用を安くということでいいますと

 

  • ユーザー車検代行業者
  • 行政書士

 

というような代行業者もあります。

 

参照

ユーザー車検代行業者に車検を依頼してはいけない?

ユーザー車検で書類作成に自信がない場合には代書屋に依頼しても良いのか?

 

ユーザー車検をあくまでも代行するということであり、検査用の整備はついていません。

そのため車検に通らない項目が出てくることもあります。

再検査となれば追加費用がかかったり、また他の業者に整備に出さないといけないということもあります。

確実に車検に通して、また安全に故障なく点検整備もしていきたいという場合にはディーラーや車検専門フランチャイズに出すほうが良いと思います。

 

車検手続きに住民票が必要なケースとは?

 

  • 中古車購入
  • 引越し

 

などをすれば住民票をはじめとした書類が必要となってくることもあります。

車検証の住所変更はしないと、自動車税の納付書が車検証に記載されている住所に届きます。

ただしこれについては都道府県税事務所に連絡をすれば納付書を新住所に郵送してもらえるように変更することもできます。

つまり住所変更についてはしない場合にも致命的とはいえません。

 

一方で中古車を購入すれば以前の所有者から氏名変更を行います。

住所とは違って、この氏名変更は警察に検問を受けたときなどに面倒もあるので車検のときに変更しておくと良いでしょう。

車検費用とともに氏名変更も合わせて行うので交渉すれば安くしてもらえるはずです。

相場としてはだいたい1万円程度になってくるのではないかと思います。

 

参照

引越ししても車検証の住所変更は必要ない?

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