車検費用は見積もりなどを行い、その費用からどこまで値引きできるかということはドライバーの1つの重要な関心事だと思います。
部品費用や整備士といった人件費もあって原価はあるので限界はもちろんありますが、一定割合は値引きすることはできるのです。
車検での値引き交渉の限界
まずいくら上手に値引きをしても限界はどの程度になるのかについて押さえておきましょう。
車検業者も商売ですから、赤字になったりほとんど利益も出ない状態ではやる気は出ません。
かつ、値切りすぎることで手抜きをされて故障しても意味はありません。
たとえば車検費用で15万という数字となったとします。
この費用のおおよその内訳としては
- 法定費用 52000円程度
- 部品費用 30000円程度
- 人件費 20000円弱
あくまでも概算ですが、この程度の原価はかかっていると見て良いでしょう。
つまり67%程度は原価や税金などとなっていて、絶対に値引きできないラインといって良いのです。
車検の値引き幅はディーラーと他の業者とで違う
一般的にディーラーが一番高いといわれますが、その理由としては
- 正規部品を使用する
- 次回の車検まで持たない部品も基本的にすべて交換する
- 車検に3回のチェックをかけるので整備士の人件費がかかる
というような理由があるとされます。
参照
この点たしかに整備レベルとしては最高レベルといって良いのですが、反面時間と部品をかけているので費用が上がります。
しかし最近では即日車検サービスも出てきています。
- フランチャイズ車検
- スタンド
- カー用品店
といった車検業者ですが、これらは1時間など整備士の人件費がもともとかからないようにしています。
かつ部品も正規部品ではなくリビルトです。
つまり上記でいいますと人件費と部品代という経費が最初から値引きされた状態で、値引き交渉する必要もなく最初から交渉後のような料金体系になっているわけです。
もちろんそれでも値引き交渉すればいくらかは安くなるのですが、利益率も最初から低くしていますので数千円単位での値引きしか行えないということが多いといえます。
車検費用の値引き交渉の方法
さて具体的にどう交渉されると車検業者から見て値切らざるを得ないのかということですが、
- 不要な部品交換をよく知っているドライバー
- 相見積もりをしてくるドライバー
- 車検費用の相場に敏感でそれよりも高いと交渉をしてくるドライバー
の3つです。
たとえば同じ車検業者に車検に出して知り合いよりも高い費用となったなどというドライバーの場合、1つめなどこの要件を満たしていないので業者に高めの請求を受けているということも多いのです。
車の整備などは業者に任せても良いのですが、損をしないようするにはドライバー自身も最低限以下のページにあるような部品の用途と交換時期の目安については知っておかないといけません。
参照
また車検費用の相場もよく知っておくと良いでしょう。
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正直いって値引き交渉をして一番効果が出るのはディーラーだといえます。
逆にフランチャイズ、スタンド、カー用品店などはもともと値引き交渉した後の費用に近いものを提示しているので交渉するほどの価値はあまりないといえます。
もし値引き交渉をするのが苦手という方は最初からディーラーではなく、フランチャイズに車検を出すということを検討していくと良いと思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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