車検を出すというときに任意保険は必要ありません。
しかし車検業者によってはこの任意保険証が関係してくることもあります。
車検と任意保険との関係性について今回はまとめてみたいと思います。
車検業者に任意保険証の提示を求められる
まれにこのようなことがありますが、実際には冒頭にも記載しましたが車検には任意保険証は必要ありません。
理由はいくつか考えられますが、
- 任意保険証を提示すれば何かのキャンペーンが当たる
- 次回の保険更新に営業をかけたい
などというようなことが考えられます。
車検業者によっては任意保険証を提出することで車検費用の割引があるところもありますので、興味があれば提出するのも悪くないかもしれません。
車検業者に任意保険のコピーの提示を求められる
やはり同様に任意保険証のコピーの提示を求められることもあるようです。
上でも記載しましたが車検では任意保険証は必要ないので、コピーの提示も断っても問題ありません。
その業者の紹介する任意保険の内容に興味があり、資料が必要というときにだけ提示をすれば十分です。
車検切れの間に任意保険で補償はカバーできるのか?
車検切れとなっていれば通常自賠責保険も切れているということが非常に多いです。
これは車検のときに同時に自賠責保険の更新も行うようになっているからですが、結論から言いますと
- 自賠責が切れていれば自賠責の部分は自分で補償しなければいけない
- 自賠責を超える補償は任意保険から下りる
ということになります。
自賠責保険の補償対象は
- 死亡 3000万
- ケガ 120万
となっていて、これを超える補償について任意保険から保険が下りるというシステムになっています。
つまりこの2つの金額は自賠責が切れていれば自分のたとえば現金や貯金から賄うということになるということです。
任意保険では自賠責補償の部分の保険給付はないので、その部分は自分で補償しなければいけないということは非常に重要ですのでよく押さえておいて欲しいと思います。
車検の代車には任意保険もかけられていない?
車検のときに数日車を預けるということがありますが、業者によってはその間に代車の貸し出しサービスがあります。
その代車運転中に事故を起こす人もいるのですが、このときに代車に任意保険がかけられているのかということが問題となってくることがあります。
結論からいいますと
- 任意保険はまずかけられている
- ただし車両保険は加入していないことも多い
となっています。
ちなみに車両保険というのは代車の損傷を補償する保険ということです。
任意保険しか加入していない場合には、代車の修理費をめぐって車検業者とドライバーとでトラブルになることもあります。
このあたりは以下のページでも説明をしましたが、特に個人経営の整備工場などではまれに代車に一切の保険加入がないということもあるようです。
これで事故を起こすと本当に大変で下手をすれば一生の運命が変わってしまうこともあるくらいです。
小さな整備工場だと代車の保険は確認しておくと良いですし、またやはり心配するなら大手の車検業者にしておくほうがこのあたりの体制はしっかりとしていることが多いといえます。
参照
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