車検の時期が近づいているというときでも
- 売却しようか?
- 別に車を購入しようか?
というような検討をしている場合には車検を通したほうが良いのかどうかということを迷うことがあります。
今回は車検をどうしようかと迷っている場合の税金や売却時の話についてまとめてみたいと思います。
車は置いているだけで税金などがかかるのか?
車の税金など国への支払いとしては
- 重量税
- 自動車税
- 自賠責保険
などがあります。
このうち重量税と自賠責保険とは車検時に一緒に支払うものとなっています。
この2つは車をたとえば車庫においておくだけでは課税されませんので、問題はありません。
(車検に通そうとしない限りはかかってこないということになっています)
ただし自動車税はナンバーを抹消しなければ課税されますので、経費を考えればナンバーの抹消をしておいてほうが良いかもしれません。
自動車税のナンバー抹消の手続きとは?
正確にいえば
- 普通車の場合には自動車一時抹消登録
- 軽自動車の場合には自動車検査証返納届(一時使用中止)
という言葉で呼ばれます。
普通車の手続きは運輸支局に対して行い、軽自動車の場合には軽自動車検査協会に対して行いますが、ネット上でも手続きについては詳しく紹介されています。
車検と車の売却
売却も視野に入っている場合には車検を受けないほうが良いといえます。
車検費用は平均すれば8万や10万程度はかかってきます。
しかし車検を通して売却するのと、車検を通さないまま売却するのとでは査定額はほとんど変わりません。
そのため車検後に売却しても車検費用はまず回収できません。
売却は車検切れ後でもできますので、あとは中古車業者が売れた後に車検整備付きとして車検に通すというシステムがあります。
参照
廃車と自動車税の滞納との関係
上記のように車検に通さなくても課税されてくるのが自動車税です。
毎年5月に納付書が届きますが、この滞納をしていれば廃車ができないのではないかとネットではよくいわれています。
結論としては
「自動車税の滞納があっても廃車は可能」
ということになっています。
ただしそれまで未納となっている自動車税は廃車したからといって免除されるわけではありません。
そのため廃車しても
- 未納分
- その延滞金
とが課税されたり、督促されたりといったことはあるということです。
最近は税金の取り立ても昔より厳しくなっていて、財産の差し押さえもあるので滞納にならないようにしておきましょう。
車にしばらく乗らないときに行うべき対応
上記のように駐車させていて運転をしない場合には
- 自賠責保険
- 重量税
は免れることができます。
しかし自動車税はナンバーを廃止しなければ課税されてきますので、乗らない期間によってはナンバーの廃止手続きも行っておくほうが良いといえます。
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