車検では点検整備とともに摩耗した部品については交換することになってきます。
一部の部品については
- 交換しないと車検に通らないもの
- 交換しないと故障の危険性もあるもの
- 正直いって交換しなくても問題ないもの
とに分けることができます。
一般のドライバーにとって必要な部品交換かどうかがわかりにくいのが車検ですが、今回は年数と走行距離別に交換するべき部品について説明をしておきたいと思います。
5年目(2回目)車検での交換部品
新車の車検は3年でやってきます。
あとは2年ごととなるので2回目の車検は5年目となります。
一般的なドライバーの平均走行距離というのは1年に約1万キロといわれています。
そのためこの段階では5万キロ程度の走行距離があると仮定していきます。
- ブレーキフルード
- エンジンオイル
- PCVバルブクリーニング
- ATF
- ブレーキパット
- エンジンリフレッシュ
- エアーエレメント
- オイル交換
- バッテリー
主にこのようなものが部品交換の対象となってくるでしょう。
特にブレーキパットは15000円程度工賃も含めればかかってくるのでドライバーには大きな出費となってきます。
参照
上記の他にもタイヤもスリップサインが出ていれば交換のタイミングといえます。
ただしディーラーではなく、カー用品店でタイヤ交換、オイル交換などはしたほうが安くつくはずです。
走行距離10万キロでの車検の交換するべき部品
よく走行距離10万キロは廃車するかどうかの1つの目安時期といわれます。
その理由としては10万キロになった時点で特定の部品が交換対象となるということがあるからです。
それは
- エンジンベルト
- タイミングベルト
- エアコン
- ドライブシャフト
といったものです。
これらの部品交換は10万キロでということをメーカーが推奨していて、実際に10万キロを少し超えた時点で故障することもあります。
これらの部品交換をすればいつもの車検費用よりも数万は高くなるのが普通で、そのため廃車の1つのタイミングと考えられるわけです。
参照
軽自動車の車検での交換部品
上記は基本的にはすべての車種で同じで、軽自動車でも特に変わりはありません。
新車の車検費用も驚くほど高い
上記のように10万キロ、5万キロなどといったようなタイミングでの車検ではいくつかの交換するべき部品があるといえます。
このうち10万キロというタイミングでは特に他のタイミングの車検では交換しない部品交換もあり数万高くなってくることはあります。
しかし走行距離や年数がいっても案外車検費用は変わりません。
むしろ新車で迎える最初の3年目の車検費用が高いというような驚きを持つドライバーのほうが多いといえます。
参照
というのも新車で3年目といっても走行距離は平均すれば3万キロから5万キロはいっていることが多いです。
ですので10万キロの部品はさすがに交換しなくても良いのですが、2回目の車検とそう交換する部品と違わないからです。
車検での交換部品の費用目安
車種、状態によって車検費用は当然違います。
よくある車検費用は13万程度という感じではないかと思いますが、このうち半分程度は法定費用といって国に支払う自賠責保険、重量税といったものです。
残りの半分は車検業者に支払う費用ですが、それがだいたい6万程度といえます。
この半分程度は交換部品といって良いと思います。
車検費用が高いといわれることがありますが、実際は法定費用といって国への支払いが一番高いといえるのではないでしょうか?
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