車検ではラックエンドを交換しなければいけないと指摘されることがあります。
ラックエンドというのは細かい部品ですので、一般のドライバーでこのパーツ名を知っている人のほうが少ないと思います。
果たして本当に交換しなければいけないのか、また交換しないとどのようなデメリットや危険性があるのかについて解説をします。
車のラックエンドとは?
ラックエンドというのはタイロッドエンドといってタイヤの開閉に関するパーツとなります。
ゴムカバーがあるので、このゴムが破損していれば中に水などが入ってしまいます。
よく車検では何年かごとに交換しなければいけないというパーツがありますが、このラックエンドというのは定期的に交換するパーツではありません。
ゴムの破損など支障が出たときにだけ交換するものとなります。
基本的に頻繁に破れたりするパーツではないと思いますが、目安としては10万キロ走行時などに交換する車両が多いように思います。
このラックエンドに劣化などが起こると
- 車にガタが出る
- 走りに安定性がなくなる
- ハンドルが切れなくなる
といったような場合もあります。
ラックエンド交換は難しいのか?
ラックエンドとよく聞いたこともないようなパーツ名ですから、複雑な交換作業が必要になりそうな気もしますが、交換自体は簡単なパーツといえます。
このラックエンド自体のパーツ代は1000円以下なのですが、工賃となると結構値段はするはずです。
ラックエンドに破れがあれば車検に通らない?
結論からいいますと
「ラックエンドに破れがあれば車検に通らない」
といえます。
車検では下回り検査というものがあって、この段階で検査官に指摘されることが非常に多いといえます。
ラックエンドの破損で車検に通らないと指摘すること自体に怪しさはないのですが、あとは工賃などの費用です。
ラックエンドの交換費用の相場
上記にも記載しましたが、ラックエンドのパーツ自体が1000円以下と安価といえます。
しかしその交換する工賃は6000円前後といったところです。
合計すれば1万円近くになってくる計算ですが、この相場を超えていれば業者を変更することも視野に入れると良いでしょう。
整備能力も考えると
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
といった業者だと安心して車検に出せると思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
「タイロッドエンドブーツは交換しなくても車検に通るパーツか?」
ラックエンドは工賃もなかなか痛いのですが、車の走りといった本質にかかわり安全にも影響してくるパーツです。
怪しいと思えば車検業者にラックエンドを確認させてもらって、破れていれば即交換するべき部品といえるでしょう。
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