サイドミラーのカバーが外れれば車検に通らない？

事故や接触などによってサイドミラーが損傷することはあります。

その際にサイドミラーのカバーが外れてしまうこともありますが、どの程度までのサイドミラーの損傷であれば車検に通るのかについて説明をします。

修理費も高いので、すぐに修理ありきでなく以下に沿って考えると余計な修理費をかけずに車検に通すこともできるでしょう。

サイドミラー（ドアミラー）と車検の保安基準

サイドミラーとはいうまでもなく後方確認のものですが、まずはこの後方確認ができる状態をどうかがポイントとなってきます。

後方50メートルが確認できるかどうか？
ミラーのひび程度であれば問題はない

詳しくは以下のページで説明をしていますが、このような保安基準は満たさないといけません。

参照

「車検ではドアミラーが割れていると通らない？」

後方50メートルといえば曖昧ですが、要はサイドミラーが正常に見えるようであれば問題ないということです。

またカバーが外れたときにミラー部分が割れたりすることもあって、その場合には車検には通りません。

ただしひび程度であって、後方も確認できるということであれば車検には通ります。

サイドミラー（ドアミラー）と突起

ミラー以外にも車にはいろいろなパーツがありますが、基本的に突起状になった部品であれば車検には通りません。

これはサイドミラー（ドアミラー）にもいえることです。

サイドミラーのカバーが外れたときに、形が変形してしまって突起のようになっていれば安全上の問題で通らないこともあります。

この場合には修理をしても良いのですが、できそうであれば突起状になった箇所を自分で簡単に整備してできるだけ丸みを帯びるようにしても良いでしょう。

方法としては

接着剤
テープで突起状のところを覆ってしまう

というものがあります。

サイドミラーの安定性

カバーが外れているだけだと良いのですが、その損傷時にサイドミラーの安定性を損なうという場合もあります。

すぐに落ちそうな状態となっていてもやはり車検には通りません。

検査官にカバーが損傷しているということを視認されれば、サイドミラーを手で触って安定性も確認されるかもしれません。

そのため手で触ったときにすぐに落ちそうな状態でないかどうかは確認をしておきましょう。

サイドミラーの自動格納ができなくなった

事故や損傷ではカバーとともに自動格納の機能も故障してしまうことはあります。

しかし自動格納ができなくてもサイドミラーは問題ありません。

自動格納がたとえできなくても、何かに当たったときにサイドミラー（ドアミラー）が後方に折れて車に平行に格納されるようであれば問題ありません。

参照

「サイドミラーは自動（電動）格納式でないと車検には通らない？」

サイドミラーの交換を安くする

上記の基準から見て問題なさそうであればそのまま車検に出しても良いと思います。

しかし問題がありそうであれば、サイドミラー自体を交換することも必要となります。

車検時に交換しても良いのですが、やはり車検業者に依頼すれば高くつくこともあるので、市販のものを自分で交換しておくほうが良いでしょう。

中古品をネットで購入するのが一番安いのですが、他にもカー用品店で購入しても安いと思います。

このときに

車体の色とマッチしない
左右のサイドミラーのカバーの色が一致しない

というようなこともよくありますが、以下のページでも説明していますが特に問題はありません。

後方確認という機能を果たすものであれば車検には通ります。

参照

「車体とミラーカバーの色とが違っても車検には通るのか？」

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