改造をした車に乗っている場合、突然
「陸運局からの保安基準不適合ハガキ」
というものが届くことがあります。
行政からの通知で、一見すればいかつく見えてやばそうに感じるわけですが、ドライバーとしてどのように対応すれば良いのかについて説明をしたいと思います。
保安基準不適合ハガキが届く原因とは?
郵送されたほうは心当たりがないかもしれませんが、
- 知人など付近の人の誰かが保安基準に適合していない車両に乗っていると国土交通省に通報をした
- それにそって陸運局からハガキが届く
というような流れで郵送されてきたといえます。
ほとんどの場合には近所の人、知人や友人など案外近い人からの行政への通報で発動されるのがこの保安基準不適合ハガキとなります。
保安基準不適合ハガキが送られてくるまでの経緯
周囲のドライバーに聞いてもおそらくこのようなハガキを受け取ったことがあるという人は少ないかもしれません。
ちなみに私の周囲にはいません。
つまりそれだけ簡単に陸運局も郵送するものではないということで、通報は通報でも
- 相当な人数からの通報が集まった
- 同じ人間からの通報が何度も届いた
というようなことは予想されます。
陸運局からはどうかは別にして、その通報者からは自分の車両が相当マークされているということはほぼ間違いないでしょう。
ストーカーではないですが非常に怖い気もします。
保安基準不適合ハガキにどう対応するべきか?
ハガキには
- 保安基準不適合は事実に反する
- 事実であるが改善をした
などと回答をして返信するようになっています。
回答するべきかどうかについては結論としては回答したほうが無難だと思います。
指摘項目もハガキに記載されていて、心当たりがあるかどうかは何となくわかるのではないでしょうか?
指摘項目は数えきれないくらい考えられますが、このサイトでも保安基準についてかなりのページ割いてきました。
サイドメニューに検索機能をつけていますが、指摘項目を入力して調べてみましょう。
そしてまず指摘項目が当たっているのか、それとも事実無根かどうかを確認してみましょう。
それに沿って回答すればOKです。
問題はこの後です。
改善するにせよ、指摘する不適合箇所がもともとないにせよ、その返信後に陸運局から抜き打ち検査などがあるのかどうかです。
たとえば改善したと返信して、その後留守中に車のチェックをされて保安基準に適合していないとされて車検証の取り上げなどがされるかどうかが怖いところではないかと思います。
結論からいいますと
「保安基準不適合ハガキが届いてもほとんどが陸運局から検査などは行われない」
となっています。
あまり言ってはいけないのかもしれませんが、本当に不適合箇所があったとして改善したと返信したとします。
その後も検査はないので、そのまま次の車検まで走行することができるということです。
次の車検では厳しく判断されるのか?
さらに気になるのが保安基準不適合ハガキを郵送された車は次の車検で一般車両よりも厳しくマークされないかということです。
この点も結論からいいますと心配ありません。
一般の車両と同じ保安基準で判断されますので、特に通りにくいということはありません。
ただし逆にいえば保安基準に不適合となっていれば一般車両と同様に通らないとなるので、不適合と指摘された箇所も含めて保安基準に沿っていかないといけないことは変わりありません。
最安値で保安基準に適合させる方法
もし車検が近いということであれば車検業者に出して、保安基準に不適合の箇所があれば整備してもらうとなります。
参照
しかしまだ車検まで時間があるという場合には気味も悪いので、価格も安いのでテスター屋さんで整備してもらいましょう。
参照
「ユーザー車検の前にはテスター屋を利用するほうが良いのか?」
数千円で車検の保安基準から見てどうなのかは判断できますし、保安基準不適合ハガキについても明確に基準を知ることができるので自信を持つこともできるでしょう。
その上でハガキに回答しても良いかもしれません。
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