車検を業者に出したときに
「ブレーキの分解清掃が必要です」
と指摘されることがあります。
費用的には15000円などそこそこの見積もりとなることもありますが、担当者に説明を求めても正直なぜ必要なのか、また分解清掃をすればどのようなメリットがあるのかについてよくわからないかもしれません。
今回は車検でのブレーキ分解清掃について説明をしたいと思います。
車検でブレーキ分解清掃は必須?
車検というのは以下のページにも説明をしていますが、決まった検査項目があります。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
一応ブレーキ検査はありますが、制動能力を測るだけで、結論からいいますとブレーキ分解清掃をしなくても通ることになります。
ではなぜ車検業者によってはブレーキ清掃をすすめてくるのかということになってきます。
ブレーキ分解清掃をしない車検業者もある?
一番多いのはディーラーがブレーキ分解清掃を必要と指摘してくることは多いと思います。
いわゆる最近よくある格安車検業者などはブレーキ分解清掃をまずしないので、今回のようなことはないということです。
ブレーキ分解清掃の意味とは?
ブレーキというのは丁寧に見る業者だとまず分解はします。
その上で
- ブレーキパッドの残量
- ブレーキシューの残量
- その他ブレーキ回りの漏れがないかのチェック
を行います。
清掃はともかくとして、ブレーキパッドなどは毎回の車検ごとに点検し、基本的には車検ごとに交換しておいたほうが良いでしょう。
ブレーキパッドは最長でも5万キロごとに交換するべき部品ですが、車検ごとにこの程度の走行距離があるという場合にはブレーキ分解までは行うことが無難だと思います。
この他部品交換の頻度については以下のページにまとめています。
参照
ただしブレーキ分解清掃となるとその必要性は疑問に思います。
ブレーキパッドの分解清掃というのは簡単にいいますと、ブレーキパッドにつくブレーキダストの清掃です。
これを清掃してグリスを塗るということを行います。
ブレーキ分解清掃をずっとしないとブレーキの鳴きが出てきます。
これはダストの蓄積が原因の1つで、こうなるとブレーキ清掃のタイミングと考えます。
このようになる目安としては
「走行距離7万キロ、年数7年」
というのが私の経験です。
ですので車検ごとに必要かといわれればそうではないですし、2回の車検で1回程度の頻度で行えれば十分ではないかと思います。
ただし1回の車検の間に7万キロなどを走行する場合には注意しておいてください。
ブレーキ分解清掃よりも重要な整備とは?
個人的にはブレーキについては
- ブレーキパッド
- ブレーキフルード
このような部品は車検ごとに行ったほうが無難で、より重要な整備項目ではないかと思います。
過剰整備をしない車検業者を探す
ブレーキ分解清掃もしばしばある項目ですが、これ以外にもいくつか過剰整備というようなものもあります。
ブレーキ分解清掃など余計な整備をする業者でなく、より単価の低い車検業者を探すほうが良いとも思います。
ただし車検は費用が安いだけでなく、整備能力があることも重要です。
その点を考えると、整備工場、車検専門フランチャイズがベストではないかと思います。
車検業者選定に重要なページを以下のページで説明しています。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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