フロントガラスや、前席横のガラスにバイザーステッカーを貼るということを考える場合もあるかもしれません。
一般的にはフロントガラスにシールやステッカーなどを貼ることは車検では厳しく判断されるというようになっていますが、絶対に通らないというわけでもありません。
今回はバイザーステッカーを貼ったときに車検に通る基準について説明をしたいと思います。
フロントガラスとバイザーステッカー
車検シールなどをフロントガラス上部に貼っていることは多いと思いますが、基本的にはドライバーの視界の妨げとならないような上部部分になっていると思います。
バイザーステッカーについても同じように上部に限って貼るということが必要となります。
以下のページでも説明をしていますが、フロントガラス上部20％までの位置にバイザーステッカーは貼らないといけません。
参照
「車検ではフロントガラスにシールやドライブレコーダーを貼っても通るのか？」
フロントガラスでの透過率
もしフロントガラスで20％よりも下にバイザーステッカーを貼りたいという場合にはその透過率は70％以上でないといけません。
まとめれば
- 基本的にはフロントガラスの上部20％に貼る
- それよりも下に貼る場合には透過率が70％以上のものしかダメ
というようになります。
フロントガラスの車検シールとステッカー
フロントガラスには車検シールがあると思いますが、上部20％以内ということでもこの車検シールの上にバイザーステッカーを貼ってはいけません。
必ず車検シールが見えるような場所に貼るようにしてください。
側面ガラスへのバイザーステッカー
運転席、あるいは助手席横のガラス部分にバイザーステッカーを貼ることは基本的に保安基準に抵触することになります。（保安基準第29条）
しかし上記のフロントガラスの透過率と同じように、透過率70％以上のバイザーステッカーであれば車検に通るとなります。
ドアバイザーへのバイザーステッカー
また前席のドアバイザーにバイザーステッカーを貼りたいと思うかもしれません。
この場合には特に車検では通らないということはありません。
フロントガラス等のガラス部分よりかは基準が緩いということになっています。
リアガラスへのバイザーステッカー
後部座席、あるいはリアガラスへもバイザーステッカーを貼りたいと思う場合もあるかもしれません。
フロントガラスと前席の側面ガラスの保安基準は上記のように厳しいのですが、リアについてはほぼ基準もないような状態です。
透過率等も気にせずに貼ってもまず通るとなります。
参照
「リアガラスにシールやステッカーを貼っても車検に通るのか？」
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