車検の見積もりを取ったときにその費用の高さに驚くことが多いのが、
「オイル漏れで修理のためにエンジンを外すことが必要」
と指摘される場合です。
費用的には6~8万などかなりの費用となってくるので、ドライバーとしてもどうするべきかは非常に迷うところではないかと思います。
本当にエンジンの取り外しての整備が必要という場合もあるのかもしれませんが、すぐにその業者に即決するのではなく以下のページに沿って考えてほしいと思います。
車検とオイル漏れ
車検の検査項目に下回り検査というものがあります。
車検の検査項目については以下のページで説明をしています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
検査官によって車の下からチェックをされますが、この中でオイル漏れも目視などで検査されます。
ただしオイル漏れをしていれば確実に車検に落ちるというものでなく、にじみ程度だとそのまま通ることも多いです。
参照
ポタポタと垂れているのであれば冒頭のようにエンジンを外しての修理もしなければたしかに車検には通らないかもしれません。
しかし
- 駐車をしてみて車の下にオイル漏れがポタポタとなるまでではない
- 長時間駐車していると車の下に結構な量のオイル漏れの痕が残る
ということでなければエンジンを外すということまでは必要ないといえます。
オイル漏れがにじみ程度の場合の車検の通し方
にじみ程度という場合には
- 車検前ににじんでいる箇所をふき取る
- 漏れ止め剤を使用する
ということでも車検には通ると思います。
冒頭のように出そうとした車検業者にオイル漏れでエンジンを外さないと通らないとされてしまったときには、
- オイル漏れの度合いを確認する
- にじみ程度であれば車検業者を変える
という対応を検討しましょう。
おそらくその業者ではそのままふき取るというような対応で通してはくれませんので、他の業者を活用していきます。
整備能力と車検費用の安さとのバランスが取れた業者としては整備工場、車検専門フランチャイズとがあります。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
このような業者を当たり、オイル漏れの指摘をどのようにしてくるか、またエンジンの取り外しというような整備を必要としてくるのかを確認しつつ見積もりをしていきましょう。
業者が変われば必要とする整備内容もかなり違ってくるので、エンジンを外すなどもまったく触れることなく車検に通るということは十分にあることです。
オイル漏れと車検後の対応
今回もにじみ程度だったとして車検に通したとしても、その後はどうなるのだろうと気になるドライバーも多いと思います。
この場合、その漏れが自動的に直ることはありませんが、ひどくなるスピードが重要といえます。
最近の国産車の寿命は15年から20年以上ということで今回のオイル漏れも次回の車検にでも修理すれば十分にこの程度まで乗ることができます。
新車購入の余裕があれば、修理せずに乗り換えを検討しても良いと思いますが、そうではない場合には次回の車検でエンジンを外して整備をしておくようにしても良いかもしれません。
次回もにじみ程度であればやはりそのままふき取りで通しても良いのですが、長く乗ろうと思えばひどくなったときに修理はしなければいけません。
そのときには
- エンジンを外しての修理費用
- そのときの車の年数
とを勘案して検討していってほしいと思います。
よく10年を過ぎれば乗り換えの時期と古い国産車の性能をまだ信じているドライバーもいますが、以下のページでも説明をしていますが今はそのような時代ではないと思います。
参照
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