ちょっとした事故でも車のボンネットのコアサポートはへこんだりして変形することがあります。
大きな変形であれば車検には通らないことはわかりますが、ちょっとした変形であれば車検に通すことができます。
今回はこのコアサポートの変形について車検との関係性について説明をします。
コアサポートの変形で車検に通らない理由とは?
車検では一定の検査項目と、それについての保安基準というものから通るかどうかの判断が行われます。
車検の検査項目については以下のページに詳しく解説をしています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
コアサポート変形でよく車検で通らなくなる理由としては光軸検査ではないかと思います。
光軸というのは簡単にいえばヘッドライトが目標をしっかりと照らしているかということですが、砂利や石を踏むことでも狂ってくることがあります。
コアサポート変形時によってはその衝撃度によってこの光軸が狂っているということは多いかもしれません。
参照
コアサポートと光軸検査のクリア方法
結論からいいますとコアサポートが変形していても、その修理をしなくても車検には通ることがあります。
- 光軸をコアサポートが変形した状態で合わせるように調整する
- コアサポートを修理するとともに光軸の調整も行う
と主に2つの方法があります。
もちろん正規な方法は2つめとなりますが、少しの変形であればわざわざ修理するまでもないこともあります。
この場合には1つめの方法で車検をクリアしていくということは可能ということです。
車検までまだ時期が遠いという場合、事前にテスター屋さんに行き光軸検査など予備検査で試すのも1つの方法です。
費用的には安いので、車検か修理かの判断基準にはなると思います。
参照
「ユーザー車検の前にはテスター屋を利用するほうが良いのか?」
コアサポートの修理費用
板金などでも修理をすることができますが、コアサポートの修理費は交換をすれば工賃も含めると3万程度にはなってくると思います。
しかし変形の度合いがきつくなると板金での対応は無理で、ディーラーに相談となりますが、この場合には10万を超えることも珍しくありません。
コアサポートの変形と車検を通す方法
個人的には車は機能ですから、事故でへこんでも走行すれば良いわけです。
完全に直そうとすれば10万も必要で、あるいはボディーも直すとなっても3万かかるのです。
程度がひどい場合には別として走行に支障がなければ
- 光軸調整で車検に通す
- コアサポートを中心にして走行に支障が出そうな箇所だけ車検時に直す
ということで十分ではないかと思います。
新車でという場合にはまだ長く乗るので徹底的に10万以上かけて完全に直すべきかもしれませんが、そうではない場合にはそこまで神経質になることもないと思います。
またコアサポートの修理をするかどうかは別して車検費用は無駄にするケースではないと思います。
- 車検費用トータルを安くする
- コアサポートの修理費も安くする
という観点から考えて、さらに整備能力もあるところに車検を出すと良いでしょう。
整備工場、車検専門フランチャイズあたりがベストではないかと思いますが、このような単価の低い業者でコアサポートの修理も依頼するといくらかは助けになると思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
<スポンサード リンク>車検サービスについて
整備能力の高さと、リーズナブルな費用とを兼ね備えた大手車検専門フランチャイズです。
立ち合い車検、整備士による説明とで明瞭会計を実現しています。
元整備工場が加盟しているので整備能力には定評があります。
⇒ ホリデー車検のレビューはこちらから
最大級の車検業者検索サイトです。
車検費用が最大82%オフの特典もあります。
車検とともに整備点検もついているので安心できる業者が多いです。
⇒ EPARK(旧:お宝車検)のレビューはこちら