車には最初から複数のシートがついていますが、このシートのいくつかを外そうということもあるようです。
車内も広くなり、解放的にもなります。
またベッドをおいたりして使用方法のアレンジもできそうなものですが、車検についてどうなるのかについて説明をしたいと思います。
助手席やバックシートを取れば車検に通るのか?
車検証を見てほしいのですが、「乗車定員」という記載項目があると思います。
これはシートの数と深く関係していて、リアシート(バックシート)などでも取ってしまうと乗車定員を満たさなくなります。
そのためリアシート(バックシート)でも助手席でもシートを取れば車検には通らないとなってしまいます。
リアシート(バックシート)を外したところで安全上何の問題があるのかと思うわけですが、保安基準的に杓子定規的に通らないと判断されてしまいます。
どうしてもシートを取りたい場合には
車検証と違う車内定員になれば通らないということですが、車検証のほうを変更手続きすれば通らないということではありません。
具体的には構造変更申請といいますが、この手続きを陸運局に対して行うことでシートを外した状態でも車検に通すことができるようになります。
参照
この構造変更は自分でもできますが、1日つぶれてしまいますし正直面倒です。
また車検業者では構造変更申請も代行してもらえますが、費用は3万程度となっていて、費用を考えればシートを外さないという結論にいきつく人も多いと思います。
車検のときだけシートをつける
普段はリアシート(バックシート)などを外しておいて、車検にときにだけまた元に戻すという方法を採用するドライバーもいるようです。
たしかにしっかりと固定させれば偽装できて車検には通るかもしれません。
しかし公道でリアシート(バックシート)がない状態で警察の検問にかかればそのまま切符を切られることもあります。
リアシート(バックシート)などの違法な取り外しでは
「6ヶ月以下の懲役または30万以下の罰金」
の刑事罰も定められていて、実際に昔はよくシートの違法な取り外しで検挙されていた時代もありました。
シートを外すことで軽量化を図り、スピードアップを狙うというドライバーもいた時代もありました。
シート変更と車検の保安基準
シートを外すのでなく、変更という場合も車検では基準があります。
- レカロシートへの変更
- ベンチシートへの交換
- フルバスケットシート
詳しくは以下のページで説明していますので参考にしてほしいと思います。
参照
「フルバケットシートをつけたまま車検に通ることはできないのか?」
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