正規品からその後マフラーを交換するという場合があります。
この場合注意するべきは車検に通るかどうかということですが、
- JASMAマフラー
- JQRマフラー
だと車検に通るのかということは気になるところだと思います。
この2つのマフラーは審査も行われていて、基本的には車検対応のものが多いのですが、車検に通らないとされる場合もあるようです。
JASMAマフラーなどに変更した場合に車検に通るのかどうか、またその基準はどのようなものかについて説明をしたいと思います。
JASMAやJQRマフラーとは?
JASMAというのは日本自動車スポーツマフラー協会といってJQR表示やJASMA表示やJARI、JATA表示を認定します。
これらの表示があればマフラー音量について保安基準よりも厳格に検査したという証明となっています。
JQR・JARI・JATAなどは国土交通省の指定する表示となります。
現在は車検の音量規制は以前ほど厳しくはないので、JASMA(日本自動車マフラー協会)やJQRマフラーのマークがなくても車検に通るものもあるようになっています。
つまりJASMAやJQR表示があれば車検に通りやすいといって良いと思います。
マフラー以外にもカー用品店などでいろいろな改造パーツなどが販売されています。
それには車検対応と表記してあるものも多いのですが、車検対応と思って購入をしても車検で通らないとされるものも結構多いです。
そのためJASMAなども一応の目安と考えておけば良いと思います。
まとめれば基本的にはJASMAやJQRマフラーは車検に通りやすいマフラーといって良いということになります。
ディーラーと社外マフラー
車検となるとまずディーラーとなってくるかもいれませんが、ディーラーでもユーザー車検やその他の車検業者と基準が違うわけではありません。
保安基準という同じ1つの基準で通るかどうかは判断をします。
ディーラーだと正規品でないということで通らないとする他に、使用状況によっては経年劣化をしていて通らないとする場合も多いと思います。
正規品でしか通さないというのは指定工場の取り消しを恐れるということも理由の1つだと思います。
参照
「車検の合格基準にも影響する指定工場と認証工場との違いとは?」
マフラーの保安基準
マフラーは正規品でなくても
- 音量
- 長さ
- 排出ガス
この3つの基準を満たせば普通に通ります。
特に正規品のマフラーでないといけないということはありません。
それぞれの基準については詳しくは以下のページで説明をしています。
JASMAやJQRマフラーでも仮にディーラーなどから通らないと言われても、このような基準を満たしていれば通るはずですし、車検業者を変更する、ユーザー車検を行うなどすれば普通に通ると思います。
もともと車検に通りやすいJASMAやJQRマフラーがなぜ通らないとされるのかについてですが、経年劣化も大きな理由となっています。
つまり販売時には厳格なJASMAやJQR基準を満たしていてあるいは車検の保安基準を超えるものであっても、その後の使用状況で保安基準を満たさないようになるということです。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
JASMAやJQRマフラーで車検に通らないと言われてしまったら
マフラーの保安基準はよく改正されます。
たとえば前回にはJASMAやJQRマフラーで通るとされていても、2年の間に保安基準の改正があったり、またマフラーの劣化なども起こっていれば通らないということもよくあります。
このような場合には
- 車検業者を変更してみる
- それでも通らないとされる場合にはマフラー交換を考える
というような方法を採用していきましょう。
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