プロジェクターヘッドライトに変更したまま車検に出すという場合がありますが、しばしば車検業者から通らないと指摘を受けることがあるようです。
プロジェクターヘッドライト自体がすぐに車検非対応というわけではないのですが、あまり浸透していないヘッドライトなので業者によっては扱い方やメンテナンスを把握しないまま故障させてしまうという場合もあります。
ヘッドライトの保安基準
ヘッドライトは正直いって細かい保安基準があり、それを満たさないと車検には通りません。
- 光量
- 光軸
- 光の色(白色)
と大きく分ければ3つの方面からの検査が行われます。
プロジェクターヘッドライトの場合にはややライトが暗いということもあって、光量でも基準外とされてしまうこともあります。
参照
「車検のヘッドライトについての保安基準と実際の検査官の判断」
このページにも記載をしていますが、明るすぎれば車検に通らないこともありますが(明るすぎればヘッドライトが青と判断されて落ちます)、プロジェクターヘッドライトだと暗いという逆の理由で落ちてしまうこともあるということです。
車検対応のプロジェクターヘッドライトであれば
- ヘッドライトカバーの紫外線による劣化(曇り)を除去する
- ヘッドライトを交換する
ということで保安基準に抵触しなくなることとなります。
ヘッドライトが暗いという場合には車検時にこのようなメンテナンスをしなければいけない場合もあります。
プロジェクターヘッドライトの光軸調整
光軸も合っていないと指摘されることが多いのもヘッドライトの特徴です。
プロジェクターでもその違いはありませんが、問題は光軸調整の方法です。
- つまみをドライバーで締めたりして調整する
- つまみを指で回して調整する
といくつかの種類があります。
プロジェクターヘッドライトであってもそう大きな違いはないのですが、車検業者によってはプロジェクターの光軸調整を知らない場合もありますので注意が必要です。
通常ドライバーで調整するヘッドライトが多いのですが、プロジェクターでも指で調整するシステムのものは整備士が知らないということもあります。
ドライバーが知っていれば事前に確認しておくと良いでしょう。
参照
プロジェクターヘッドライトのバルブ
- バルブがハロゲン
- バルブがキセノン
とあってキセノンの場合にはレベレイザーは必須とされることもあります。
バルブはハロゲンの場合のほうが多いと思いますが、バルブも確認しておきましょう。
イカリングプロジェクターヘッドライトと車検
イカリングプロジェクターヘッドライトという場合もあると思いますが、イカリングも車検で通らないというわけではありません。
イカリング付きのプロジェクターヘッドライトでは、イカリングは車幅灯としてであれば十分に通ります。
以下のページでも説明をしていますが、ヘッドライトと連動したものではなく、スモールランプの位置に設置するということが必要といえます。
スモールランプも併用しているという場合には、イカリングをデイライトとして通さないといけません。
しかしデイライトとして通したくても、まずイカリングの色が白でなかったり、また検査官や車検業者がデイライトとどうしても見てくれないこともあります。
このような場合には車検に通らないこともあります。
イカリングについては以下のページでも説明をしていますが、車幅灯として通すということが無難ではないかと思います。
参照
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