車検の見積もりをしたときなどにブレーキパッドが錆びていると指摘されることはあります。
一般のドライバーからすればブレーキパッドを目にすることはまずないですし、また錆びているとしても
- ブレーキパッドの交換はしなければいけないのか?
- しばらく走行すれば錆は落ちるのか?
という判断基準もありません。
今回はブレーキパッドが錆びていればどのように対応するべきかについて説明をしたいと思います。
ブレーキパッドが錆びる理由とは?
通常日常的に車を買い物や通勤に使用していればそう錆びることはないと思います。
しかし
- かなり低い頻度でしか車を使用しない
- 居住地域が海岸沿いなどパッドの錆びやすい環境にある
といった場合にはときどきブレーキパッドが錆びるということもあります。
ブレーキパッドの錆は走行すれば落ちるのか?
これについては錆の状態によってきます。
もちろん軽い錆であれば走行し、ブレーキを使用することで簡単に落ちるものもあります。
しかしブレーキパッドとブレーキローターとで接触しない箇所に錆がついているという場合にはブレーキを使用しても錆は落ちないとなります。
この場合には
- ブレーキパッドの研磨
- あるいは新品のブレーキパッドへの交換
が必要となってきます。
まとめればブレーキについた錆の箇所とその程度だといえるわけです。
ドライバーがこのようなブレーキパッドの確認をすることはまずできないので、目視してくれた業者に確認すると教えてくれると思います。
ブレーキパッド交換の費用
この場合、パッドという部品代とともに工賃もかかってきます。
おおよそ15000円程度が相場だと思います。
しかしブレーキローターの整備も必要という場合にはさらに費用がかかってくるといえます。
ブレーキパッドの錆と車検
錆を研磨してもおそらく車検には交換などをしなくても通るという場合が多いでしょう。
以下のページにも説明をしていますが、ブレーキパッドの厚さを計測するような検査はありません。
そのため2ミリ以下でも一定の制動を示せば車検は通るようになっているからです。
もちろん錆がついたままでも制動検査に通れば車検には通ります。
参照
「ブレーキパッドが減っていると交換しなければ車検に通らない?」
ブレーキパッドの交換と安全性
車検の基準はこのように緩いといって良いのですが、問題は安全性です。
エンジンとブレーキは特に車の本質でもあります。
正直ブレーキパッドが錆びていてもすぐにストップできなくなるというようなことはないと思います。
またパッド自体を交換しなくても研磨すればまだ使用できるといえます。
ただ錆びていないブレーキパッドよりかは早く交換時期は来ることは確実です。
そのため
- ブレーキパッドの錆の箇所を確認する
- 研磨後にどの程度のパッドの厚さが残るのかも確認する
- ブレーキパッド交換費用の概算を聞く
この3つの点を明らかにして決めると良いでしょう。
この3つから交換しても財布にも響かないという場合には迷わずに交換です。
安全やしばらく後にまたブレーキパッドの交換というメンテナンスが必要になるという手間を考えて車検時に合わせて交換してしまうと良いでしょう。
参照
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