ナンバープレートにカバーをつけている、またはつけようとするドライバーもいるかもしれません。
以前はナンバープレートのカバーも緩い基準になっていましたが、最近は厳しくなっています。
ナンバープレートのカバーは2015年から禁止となりましたが、今でも知らずにつけたまま走行をしたり、車検に出すドライバーもいるかもしれません。
すべてのナンバープレートへのカバーは禁止?
以前は都道府県によって条例でカバーを禁止している地域もありました。
ですのでエリアごとにカバーが禁止かどうかは違いました。
他府県にドライブにいって自分の県では違法でなくても、隣の県では検挙対象となることもあり現場は混乱していた感もありましたが、2015年に法律でナンバープレートのカバーは全面禁止となりました。
ナンバープレートには何のカバーもつけないほうが無難だといえます。
- オービス除けの水色のカバー(赤外線を吸収するカバー)は当然ダメ
- ナンバープレートが見えないようにするカバーもダメ
- 半透明なカバーもダメ
- 透明のカバーでも色つきだとやはりダメ
- 無色透明なカバーでもダメ
- 樹脂製のカバーでもダメ
- ナンバープレートに貼るシールなどもダメ
- ボルトカバーについてはナンバーを隠さない程度だとセーフ
おおむねこのような基準となっています。
警察に検挙された場合には条例にもよりますが、点数の罰則はないのですが、罰金の適用となります。
ナンバープレートのカバーが禁止になった背景
昔はなかったようなひき逃げも多くなっています。
ひき逃げなどでナンバーが確認できないというような安全や犯罪予防の観点から今回の法改正になったとされています。
車検だけでなく、通常に公道で警察に検挙されることもありますので注意しなければいけません。
車検とナンバープレートへのカバー
カバーについては基本的に取り外すことができるようになっていると思います。
ですので
- 車検業者に出す
- ユーザー車検をして自分で通す
という両方の場合で事前に外すということが無難です。
ディーラーにカバーをつけたまま車を出してもまず通してもらえないと思います。
虫よけのカバーも違法?
ナンバープレートに虫がついてしまうということを気にするドライバーもいます。
それをカバーで対応するということも以前は流行っていましたが、今ではたとえ虫よけでもカバー自体が違法となってしまうこととなります。
個人的には虫よけであればボディーコートやワックスのほうが効果的に虫よけになると思いますが、虫よけカバーと言い分けをしても検挙対象となるので注意してほしいと思います。
ナンバーステーも車検に通らない?
ナンバープレートで他にはナンバーステーもよく問題となります。
プレートに角度をつけるものですが、これも車検では通らないと判断されてしまうこともあります。
ナンバーステーは車検場によって通るかどうかの判断はまだ固まっていないようですが、角度がきつくなっていてナンバープレートが見にくいとされれば落ちる原因となりえます。
ナンバープレートについては年々厳しくなっているので、ナンバーステーもつけておかないほうが良いと思います。
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