トヨタのプリウスとはいうまでもなくエコカーで一番有名な車種です。
街中でもかなりの台数を見かけますが、ブレーキ系統で特に複雑な車でディーラー以外は車検や点検ができないといわれることもあります。
そのためプリウスの車検費用が高騰する傾向もあって、費用だけ見ればエコカーになっていないという話もよくドライバーから聞きます。
プリウスの重量
プリウスは大きく、また重そうに見えますが重量は1.3トン程度です。
車検費用は車の重量によって上下しますが(排気量で決まるのではありません)、このプリウスの重量では中型車に該当します。
つまり3番目に安いランクに該当するということです。
プリウスの法定費用
プリウスの重量から小型車ということで法定費用である
- 自賠責保険
- 重量税
- 印紙代
の総額は53000円程度となってきます。
ただしエコカー減税の対象となるのでこの法定費用から重量税についてのみ割引が適用されます。
エコカー減税はどの年度の基準を満たすのかによって同じプリウスでも減税額が違ってきます。
また型式によっては重量税の減税がまったくない場合もあります。
参照
「エコカー減税対象車を購入すれば車検でどの程度の金額がお得になるのか?」
プリウスのNHW20でも型式によって法定費用が違う
NHW20でも型式が違うと法定費用が高いということもあります。
- DAA 免税
- ZA 減税なし
これはエコカー減税の基準を満たしているかどうかというところで違いが出てくるということです。
エコカー減税というのはどの年度の基準に該当している車種かによって減税金額も違ってきます。
ZAというのはプリウスでも古い車種になるので最新の減税対象車に該当せず、そのため重量税がDAAよりも高いとなるわけです。
プリウスの車検業者へかかる費用
車検では法定費用と、車検業者に支払う費用とを合計して総額となります。
- ディーラー 10万~14万前後
- 車検専門フランチャイズ 2万前後
この程度が業者ごとの費用相場といって良いでしょう。
特に多いのがプリウスはエコカーで燃費も良いので購入してみたものの、初回のディーラーの車検見積もり額を見て驚くというドライバーです。
車検は新車3年目であってもそう安いわけではありません。
ほぼ2回目の車検と同程度の費用であることが多く、上記のような費用は覚悟しておかないといけません。
参照
プリウスの車検はディーラーにしか出せない?
上記の金額を見てフランチャイズなどはかなり安いと思うかもしれません。
しかしよくネット上でも言われるのが
「プリウスはブレーキ系統が他の車種と違って複雑なのでディーラーにしか出せない」
ということです。
プリウス以外の車種であれば、たとえそれがハイブリッド車であっても構造は単純でディーラー以外でも車検に出せるというのが定説ですが、この点プリウス所有者は悩むことが多いのです。
プリウスのブレーキ系統は計算機能が入っていて、この機械を整備するのが複雑といわれています。
そのためディーラー以外であれば定期的に整備士に講習をしていて、プリウスのような複雑なブレーキ系統を持った車種に対応できるノウハウを持つ車検業者に出すことが必要です。
それが
- ディーラー
- 車検専門フランチャイズ
といわれます。
フランチャイズというのはもともと整備工場であり、その後資本力のあるフランチャイズに加入するという経緯を持つのですが、そのために整備士教育に力を入れています。
ホリデー車検などは特にプリウスの車検点検の講習もしていて、この点、購入をなかなかできない整備工場よりかは対応力を持っているといえます。
そのため
- 車検費用に余裕があればディーラー
- 余裕がなければフランチャイズ
というように使い分けをしていくと良いと思います。
さらに無難にいくなら前回フランチャイズに出したなら、今回は多少無理をしてもディーラーに出すというように互い違いにして業者を決めるという方法も良いでしょう。
フランチャイズの中ではホリデー車検は整備士の講習とともに、プリウスへの対応にも力を入れています。
ディーラー車検が高いと思っているドライバーはホリデー車検などを検討していくと良いと思います。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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